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強くなるんだ。嘘がホントになるように

CV:入野自由朴璐美(JUMPフェス版)(幼少時:菊池こころ)

概要編集

12月21日生まれ、身長155cm、40ヤード走4秒2、ベンチプレス10(高校最弱)→40→45kg。


幼い頃からパシリとして孤独な人生を送ってきたが、偶然走りを目撃した蛭魔妖一にそのセンスを見込まれ、後日、元は主務として入部したアメフト部から選手に強制出場させられる。謎のデビルフットボーラー『アイシールド21』として泥門デビルバッツのエースの名を世間一般に轟かせる。


当初は、無理矢理にプレーをさせられていたが、試合を重ねる度によりその面白さや楽しさに目覚め、ヒル魔によって作り出されたインチキヒーロー像に対し『強くなるんだ。嘘が本当になるように』と決意。


元々は平凡だが、そつなく仕事をこなす事務職の父親(秀馬)を私淑し、主務を志望し志願入部したのだが、後にRBとして一人前となるとともに、主務としては不適格の烙印を圧される(後にセナの監視役としてマネージャーを買って出た姉崎まもりが、主務としても八面六臂の活躍を見せることになる)。本人も主務としては駄目だったことを残念そうに打ち明けるシーンがあることから、何かの形で自分を世に活かしたいという願望は持ち続けていたことが思考の根底にある。


アイシールド21をしている時はヒル魔の情報操作や本人も演じてる所もあって基本バレる事はあまりないが、には体格で見抜かれ、モン太には何故か一発でバレた(これはモン太の直感らしい)。チームメイトにも試合を通して気付いた十文字以外には自分から正体を明かすまで気付かれてない。


家族構成は料理下手の母『美生』とソコソコ事務員の父『秀馬』。猫の『ピット』を飼っており、家族構成の名の由来は全てF-1絡み。

小柄な体格とやや幼い容姿で、性格も臆病で気弱だが、困っている人を見て見ぬ素振りや見捨てる事をしない優しさと尊敬する人物を侮辱する言動に対して断固として立ち向かう勇気も持ち合わせる。

他の非常識・突飛なキャラクターに囲まれると専らツッコミに回る。臆病な性格からヒル魔や周りのゴタゴタに巻き込まれて悲鳴を上げるのは日常茶飯事で、そのバリエーションの多さから悲鳴の五段活用とも。


友達はパシリ体質で消極的な性格からかほとんどいなかったが、練習や試合を通してチームメイトの他、他校の強力なライバルたちと知り合い、NASAエイリアンズ戦以降はワットやパンサーといった海外の友人も増えた。恋愛面では無意識ながらも鈴音に惹かれており、関係は進展している(まもりとはママ友同士でつながった幼馴染みであるが、本人にとっても恋愛対象などではなく、相手もそのような感情は全く持っていない)。また、帝黒戦後は女子たちの羨望にもなり、内向的な女子生徒から遊園地に行かないかと誘われたが、運動部の助っ人として練習・試合に出る為、行くことはできなかった。



能力編集

アメフト部入部前から脚はかなり速く、アメフト部入部前でも40ヤード走で5.0秒を記録。しかし、蛭魔曰くサボり癖があり、すぐ気を抜くため、もっと実力は出せると判断し猛犬ケルベロスに追走させ、驚異的な記録(40ヤード走4.2秒)を出させた。また、反復横跳びで校内一だったらしく、瞬発力と敏捷性はもともと持っていた。


尤も、その素質を引き出したのは小学校高学年のときに転校してきた甲斐谷陸であり、イジメ、パシリに見かねた彼がいじめっ子から逃げる手段としてスプリントの基本を教えたことがきっかけである(しかし、気弱な彼は非常に迅速なパシリとして成長)。


一方で、元々は体力はあまりなく、特に腕力は非常に弱かったが部室増築工事などによる鍛錬を重ねて筋肉量を増やしていった。他方、打たれ強いほど体は丈夫であり、最終的には峨王のタックルをまともにくらっても平然とする非常に丈夫な体に成長(他の選手のように骨を折られなかったのは、耐えるのではなくて、持ち前の瞬発力で相手のエネルギーを逸していたから)。


基本的には勉強も苦手で、高校入試では前日までまもりに教えられながらも数学や英語が全滅だった。未成年とは言え父親譲りに酒も弱く記憶の前後が不確定に覚えていない。これも主務が不適格となった原因でもある。(そのため、主務としての役割は主にまもりが担っており、正体がバレるまでは彼女の補佐や記録係としても活動していた)


必殺技はタッチダウン目前のプレーでボールを受けた後そのまま相手の頭上を飛び越える「デビルバットダイブ」と、光速のクロスオーバーステップで相手に消えた様な錯覚を与えて抜き去る「デビルバットゴースト」、さらにその動きに回転を加えた「デビルバットハリケーン」や、ストップアンドゴーを盛り込んだ時間差攻撃の「デビルバットフォーディメンジョン」など、変幻自在なランプレイを駆使し、その能力は最終的にアメリカ最強のあの男からも評価される。ちなみにこれらはいずれも実在するランプレイであり、稲垣のこだわりでバトル漫画のように技名を付けているだけである。


2年次にはキャプテンに就任し、卒業後は炎真大学に進学してアメフトを続けているが、TVシリーズラストでは渡米してプロ選手入りを果たしている(この当時、原作が連載中だったという事情もある)。だが、連載21年後の特別編に描かれた後日談では、これが実現するかのような結末となっている。


基本的に「セナ」とカタカナ読みで表記。



容姿編集

鉄腕アトムのような2本角が特徴的なヘアースタイルが特徴。原作では黒髪主体の前髪は茶髪だがTVアニメでは茶髪主体。

また読み切り版ではそばかすがあった。

関連タグ編集

アイシールド21

泥門デビルバッツ


アイルトン・セナ:彼の名前の由来となった人物。ちなみに両親の名前も同じくF1レーサーのミハエル・シューマッハからとられている。


健太やります!:主人公井口健太は小柄で引っ込み思案だったが、一芸に特化した能力でチームの主力として心技体ともに成長、また人柄の良さなど類似点が多い。

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