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水島流バッティング

みずしまりゅうばってぃんぐ

「水島新司はバッターのスイングが上手く描けるとストーリー上アウトの予定でもホームランにする」トリビアの泉より
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概要編集

ドカベンが代表作の漫画家水島新司は、バッターのスイングが良く描けていると、強制的にホームランを打つ現象のようなものである。


トリビアの泉でも特集され、水島先生のインタビューによると、1番強烈なのは、39巻の「対弁慶高校戦」の時らしい。


簡易的なストーリー編集

それは、ドカベン第39巻の175ページにあった。


甲子園大会2回戦、ドカベンこと山田太郎が率いる明訓高校対武蔵坊数馬率いる弁慶高校の1回の表。


当初、プロット(ストーリーの設計図のようなもの)段階では延長18回裏まで行く構想で、ドカベンの第1打席はピッチャーゴロの予定だったのだが…。




山田太郎生誕祭2017

ドカベンが大きくスイングし、ホームラン

ホームラン


野球漫画の高校野球、しかも試合の最序盤で主人公がいきなりホームランを打つという、異例の展開となった


いきなりホームランを打たれて悔しがる弁慶高校の選手をよそに、ドカベンは満面の笑みで塁を走り回っていた。


水島先生本人は、インタビューでこう答えた。


「『どうするのこれ?1点取ったけど(おそらく当時の担当者のツッコミ)』みたいな事だったんですね、これは。だから私も展開が分かんない訳ですよ」





水島新司の漫画の野球も筋書きのないドラマだった


補足トリビア編集

水島先生は、このドカベンのスイングについて、「マンガ家人生の中で1番良い絵」と断言しているらしい。


こういう事は、(トリビアの泉放送当時)漫画家生活の中で7~8回あったらしいが、構想通りにならなくても、描き直そうとはしなかったそうである。



関連タグ編集

水島新司 ドカベン

主人公補正:流石に最序盤で発生したらダメな展開

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