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水木の母

みずきのはは

水木の母とは「墓場鬼太郎」ほか鬼太郎関連作品に登場する、水木の母親である。
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概要編集

CV,真山亜子

水木の母。

原作にはいくつかのバージョンがあるが、いずれの場合でも突然息子が連れ込んだ鬼太郎の世話をすることになる。

しかし鬼太郎が成長するにつれて薄気味悪さを感じ、水木に愚痴をこぼしていた。


原作編集

原作では不気味なお隣さん(鬼太郎の実父母)や鬼太郎について息子と語り、雰囲気を盛り上げるだけの役割であり、早々に物語から姿を消す。


TVアニメ『墓場鬼太郎』編集


アニメ版第1話のネタバレを含む解説


アニメ版では、地獄行きの片道切符を手にしたばっかりに行方不明となってしまった水木の身を案じ、拝み屋に助言を求める。

拝み屋の答えは、息子さんはすでにこの世にはいない、それは身近な物の怪の仕業であり、縁を切るために地獄の入口まで案内させて突き落とせと言うものだった。


復讐心に駆られた母は、水木の行方について鬼太郎を問い詰め、目玉おやじに地獄の入口まで案内させると、拝み屋の助言通りに鬼太郎を崖から突き落とす。本懐を遂げた喜びとともに哄笑する母。


そこへなぜか現れた警官に、息子の仇をとったと告げる母。しかし警官の目に映るのは、荒れ果てた墓場で総白髪の老婆が発狂し、大声で笑い続ける姿だった。

すべては鬼太郎と目玉の見せた幻覚でしかなかったのだ。


「イヒヒヒ…、父さん、人間ってちょっと、面白い生き物ですねぇ…。」


余談編集

心身に強いストレスを受けた人間が白髪と化す姿は、創作物における古典的な表現方法である。


映画『鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎編集

水木が自らの過去を回想する場面で登場。

本人のセリフは無し。水木の語りによって、夫が遺したなけなしの財産を親戚に騙し取られ、焼け野原にバラックを建ててようやくの生活を送っていた様子が描写される。

その後の生死含む詳細は不明。



二次創作では編集

『ゲゲゲの謎』公開以降は、水木や目玉おやじとともに鬼太郎を溺愛し、子育てに奮闘するパロディが多く描かれるようになっている。

  • ただし、『ゲゲゲの謎』は6期ベースの作品であり、墓場鬼太郎とは別作品、別の世界線であるため、両者を混同しないよう注意が必要。また、映画の企画が立ち上がったのは6期放送後であり、6期と映画でも登場人物の設定に異なる部分がある。


関連タグ編集

墓場鬼太郎 鬼太郎 目玉おやじ 水木(鬼太郎シリーズ)

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