概要
Eto Jun
(1932-1999.68)
右翼側評論家。石原慎太郎※1の思想的師匠。おもに「戦後日本の歩み否定」を含む『保守本流』的な事を表現をもつ独自の国家主義的保守姿勢を展開した。自分の思想理論の現実との矛盾に苦しみ自殺、彼個人の資質と彼の石原的思考回路的論評は自身には荷が重いことを言っていたことになる。
【追記】
- ※1 石原慎太郎(1932-)は江藤淳が苦しみながら言ってのけたことを、行動で示しても平気だった人物ということになる。彼の都知事、政治家での主義主張は江藤思想からきている感じがする。実際、江藤淳も石原をそのような資質を見ていたようだ。
【著作】
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関連
吉本隆明・・・戦後史思想界の巨人、江藤から見れば完全に左翼になる。吉本は江藤の論表を『かっこのいいことばかり言う。』と解した。