キャラクター詳細
中島萌の4年生の時のクラスの問題児。当初は、自閉症である東光の事をからかっていたが、大脱走を図った光に付き添ってくれた。それが縁で、自宅でネグレクトに合っていた事が発覚して、児童養護施設に行く事になった。だが、収容先の施設でも上級生からのいじめに苦しめられ、光の父・雅人の介入を経て何とか救済された模様。
主な人間関係
家族構成
父親
酒浸りで働きもしない凶暴な犬畜生で、一人息子の拓也に対して、頻繁に暴力を加えていた。最終的には、アルコール依存症が元で肝臓病に冒されて緊急入院してしまい、治療の甲斐もなく死亡する。
母親
息子である拓也に対して金しか出さないなど冷淡な態度が絶えなかった利己的な女性で、浮気癖も酷かった。やがてかねてからの不倫が原因で家にいられなくなり拓也を捨てて不倫相手と駆け落ちをしてしまう。当然その後の去就は不明。
収容先の施設の関係者
中尾
沖拓也が引き取られた児童養護施設の職員。
施設の経営者から生活指導を任されている、実質的なリーダーだが、児童に対して無理解で無関心な上、児童によく虐待を加えている冷酷な男。その事に対する義憤を抑えきれなくなった部下の内部通告によって、最終的に何らかの社会制裁を食らったものと思われる。
浜田
沖拓也が引き取られた児童養護施設の児童。
沖拓也より1歳年上で、同級生達と共に職員達に隠れて沖拓也や他の下級生達を苛めていた。虐待されて育った生い立ち故に冷酷な人間嫌いへと人格形成されてしまっているらしく、自分たち児童に優しく親身に接してくれている職員に対しても頑なに心を閉ざしていて、拓也との一件で中尾から行き過ぎた体罰を食らった事で無差別に人間を憎む本性を隠そうとさえしなくなってしまった。
関連タグ
片倉絵理・・・彼女も沖拓也と同じくこの作品における毒親の被害者。