概要
新進気鋭のアニメーション制作会社、スタジオコロリドの長編アニメーション映画第2作。
愛知県常滑市を舞台に、猫に変身できる不思議なお面を手にした女子中学生の恋を描くオリジナルの青春ファンタジーストーリーで、「あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。」「さよならの朝に約束の花をかざろう」の岡田麿里が脚本を担当。
「美少女戦士セーラームーン」や「ケロロ軍曹」シリーズなどを手がけてきたベテランの佐藤順一と、「ペンギン・ハイウェイ」で絵コンテなどを担当してきた柴山智隆が共同監督を務めた。
声の出演は「借りぐらしのアリエッティ」などで声優経験もある志田未来と、「鬼滅の刃」などに出演する人気声優の花江夏樹。
主題歌、挿入歌、エンドソングはヨルシカが提供した。
ストーリー
自由奔放でちょっと風変わりな笹木美代は、クラスメイトから「ムゲ(無限大謎人間)」というあだ名で呼ばれる明るい中学2年生。
ムゲには、白い子猫に変化できるという秘密がある。
ムゲには思いを寄せる男の子──日之出賢人がいるが、学校では相手にされていない。
だが、黄昏時にムゲが猫になって会いに行くときには、日之出は白い子猫を(正体がムゲとは知らずに)抱きしめて可愛がってくれるのだ。
人間関係がうまくいかないムゲは、猫のまま生きる道があると化け猫から誘惑されるが……。