ネオロマンスゲーム『遙かなる時空の中で』『遙かなる時空の中で2』のキャラクターのコンビタグ。双子なようなそうじゃないような関係。お互いに面識はない。
プロフィール
名前 | 安倍泰明 | 安倍泰継 |
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職業 | 陰陽師(従七位上) | 陰陽師(従七位上) |
四神 | 地の玄武 | 地の玄武 |
誕生日 | 9月14日 | 9月9日 |
見た目年齢 | 21歳 | 21歳 |
実年齢 | 2歳 | 90歳 |
血液型 | AB型 | AB型 |
身長 | 179cm | 179cm |
五行属性 | 土 | 土 |
八卦 | 艮(ごん) | 艮 |
宝玉の位置 | 右目の下 | 右目の下 |
象徴物 | 桔梗 | 露草 |
イメージカラー | 鳥の子色 | |
自然 | 山 | 山 |
好きな花 | 山吹(春)、藤(夏) | 女郎花(秋)、石蕗(冬) |
好きな紙 | 淡香(うすこう) | 淡香 |
好きな香 | 菊花(きっか) | 菊花 |
好きな土地 | 北山、火之御子社、一条戻り橋 | 羅生門跡、船岡山、北山 |
攻撃方法 | 首飾り | 呪符 |
守護する神子 | 元宮あかね | 高倉花梨 |
対の玄武 | 永泉 | 源泉水 |
声優 | 石田彰 | 石田彰 |
安倍晴明(泰明誕生秘話)
安倍晴明は、陰の力が体内に溜まりすぎたため世の理から外れ、歳をとれなくなっていました。彼の肉体は21歳で時を止めていたのです。やがて彼の妻は、自分が死んだら晴明の中の陰の力を自らの骸に入れてほしいと北山の天狗に頼み、息を引き取ります。
遺言どおり天狗は晴明に力を貸し、晴明は亡き妻の体に力を移そうとします。しかし陰の力は大きすぎて体に収まりきらず、放っておけば暴走しそうでした。そこで、晴明はそれに人の形を与えることにします。
陰の気だけでできた肉体に、晴明はまじないを施します。それは妻の体に残る陽の気を練って作ったものでした。人型が自分で陰の気を中和する陽の気の練り方を見つけられない限り、まじないは解けることがありません。いつか自分で『愛しい』という気持ちを見つけられるように。『やすらかであれ、あきらかであれ』そんな願いをこめて晴明はその人型に『泰明』と名付けたのでした。
晴明の息子(泰継誕生秘話)
泰継は、100年前に安倍泰明をつくった陰陽師・安倍晴明の息子によってつくられました。
晴明の息子は、当時父親や泰明に対して複雑な思いを抱いていました。自分の能力が泰明に及ばないことへの焦り、父が自分より泰明に目をかけていたのではという疑い、泰明という有能な弟子をもっていた父への羨望などが入り混じった思いです。
泰明が八葉の役目を終えたとき人になったのを驚きをもって見ていた彼は、父亡きあと、自分も泰明のような弟子を欲していたことに気づくのでした。そして、父が遺した泰明製作時の資料をもとに、泰明がつくられたのと同じ精髄(=陰の気を固めたもの)を使い、泰継に『人型』を与えました。晴明の死後5年かかってつくられた泰継は、3か月間睡眠も食事もとらず過ごし、そのあと3か月はこんこんと眠りつづけるという通常の人間とは異なる生理サイクルをもって15歳の体で生まれました。彼にとっての1日が通常の人間の15日にあたるため、生まれて90年経っても肉体的には6歳分しか成長していないのです。ただし通常の人間とは異なる生命体であるため、実際に21歳相当に成長しているかどうか、詳しいことは謎に包まれています。
精髄のなかで5年を過ごした泰継ですが、晴明の息子が術をかけ続けていたため、目覚めたときには既に言葉を解していました。泰明の存在のこともーーー。それは晴明の息子が
泰明のことを常に念頭において術をかけていたからです。泰継は、自分が泰明の影であることを理解していたため、最初から『私は泰明だ』と口にしました。晴明の息子は驚いたものの、それを否定も肯定もできませんでした。そこで、泰明から一字をとり、『泰継』と名付けたのです。
安倍家と泰明
本人には悪気はないのですが、きつい物言いが多いため、周囲の反感をかいやすく、他の弟子たちからあらぬことを吹き込まれた結果、自分には感情が無いと思い込んでいます。
安倍家と泰継
通常の人間とは異なる成長をするゆえに泰継は一族以外の者の目に触れないよう外界に出ることはありませんでした。泰継がつくられた存在だと知っているのは、安倍家のなかでも本家の中心にいるごくわずかな者たちだけです。一族の者は泰継を可愛がり、晴明の息子は彼を自分の弟子として、もっている技術や知識をすべて教え込みました。泰継はほかの安倍家の人々からも話を聞いたり術を学んだりしました。
晴明の息子からは、泰明のことを何度も聞いて過ごしました。同じ精髄から生まれた彼は、八葉として龍神の神子に仕え、やがて人になったという…。そんな泰明に比べ自分がいかに不完全か、彼は考え続けるのでした。
一族の者に可愛がられていたとはいえ、使用人や弟子たちは、泰継が年をとらないことを不思議に思い、本能的に恐れるようになりました。そこで、晴明の息子が他界した直後、泰継は安倍本家から離れた北山の庵で隠遁生活を送ることにします。そして、安倍家が泰継の力を必要とするときには式を打って連絡をとることになったのです。
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