- 八卦の一つ。本稿で記述。
- 主に北東を意味する丑寅(うしとら、十二支の丑と寅の間)の別表記。1が主に北東に当てられてる事に由来。
- 六十四卦の一つで、艮同士の組み合わせ。通称「艮為山」。
- 『うしおととら』関係の腐向けタグ、艮(腐向け)。
概要
漢字としては、音読みは「ゴン」「コン」、訓読みは「うしとら」。
一説では、人の背後に巨大な目があるような形を元にしており、顔を背ける事を意味する。
八卦としては、伏羲八卦次序では7番目で陽であり、生成論では坤と共に太陰から生じたとされる。
文王八卦次序でも7番目であり、同じく陽となっている。
五行は後天図に由来する形で、坤と共に土が当てられており、対応する九星は八白土星。
後天方位として二十四方位にも用いられる。
陰陽を反転させたもの(=先天図で対極に位置するもの)は兌(≒沢)であり、「山と川」という感じの組み合わせとなっている。
後天図で対極に位置するのは坤、図像の上下を反転させたものは震(≒雷)。