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  1. 八卦の一つ。本稿で記述
  2. 主に南西を意味する未申ひつじさる十二支の間)の別表記。1が主に南西に当てられてる事に由来。
  3. 六十四卦の一つで、坤同士の組み合わせ。通称「坤為地」。

概要

図像八卦(はっか)アイコン「坤」八卦(はっか)アイコン「坤」byRand\
読みコン
自然
家族
後天方位(基本)南西(未申の方角)
先天方位の方角)

漢字としては、音読みは「コン」、訓読みは「ひつじさる」。

一説では、伸びるを意味する申を組み合わせ、生物成長させる大地を意味する。

類似の訓が当てられている他の3つ()に比べると、語呂の問題なのか使用例が乏しい。

八卦としては、のみによる組み合わせとなっており、最も陰な卦という扱いとなっている。

皇后の意味合いも持つ

伏羲八卦次序では8番目(最後)で陰であり、生成論では艮(≒)と共に太陰から生じたとされる。

文王八卦次序では2番目であり、同じく陰となっている。

五行は後天図に由来する形で、艮と共に土が当てられており、対応する九星二黒土星。四神では黄龍が対応。

最も陰な卦であるが、後天方位や五行は中性的となっている。

陰陽反転させたもの(=先天図で対極に位置するもの)は乾(≒)で、天地という組み合わせとなっており、乾坤という語はここから来ている。

後天図で対極に位置するのは艮。

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