概要
Youtubeチャンネル「バベル裁判所」に登場するキャラクター。2022年8月17日の動画で初登場。
中央情報局秘密調査部拷問開発部に所属し、拷問の研究に従事する科学者。異常嗜好から凶行へ走り逮捕された「オイタがすぎる凶悪犯」を被験者とし、その犯行を科学的に分析・再現した「人体実験」を新たな拷問方法として執り行い、その経過観察をレポートしている。
一人称は「私」。
助手(目下)である初見や被験者となる凶悪犯など相手の立場問わず日常的に丁寧語を用いており、人体の各器官の機能や化学物質は元より、事件や拷問を主とした人類史、被験者の所業がどのような違反行為に該当するかといった法律知識…などなど、作中描写から様々な知識に精通する紳士的な知者である一方、「クヒヒヒ…」といった奇妙な笑い声と癖の強い笑みを度々披露する不気味な男。
人類社会がもたらした非人道的な人体実験は医学の発展をもたらし、拷問や残虐刑の存在は人権保障や刑事手続きの法定という発展に至ったという持論を持ち、一般層には伏せて行っている自身の拷問(実験)も、こうした大義名分から「人類発展のため」と信じて疑わず、被験者それぞれの所業に基づいた実験テーマを決め、その成果を記録することを己の使命と自負している。
ときには被験者が我欲を満たすために行った所業に興味を持って詳細な解説と感想を求めたり、たとえ被験者が途中で死亡しても「人体はいつまで原型を保てるか」という目的で拷問を続行したり、またチャンネルでお馴染みの例のクズを騙して危険なチャレンジを行わせたりと、人命を軽視するマッドサイエンティストでもある。
一方で、チャンネルの路線と視聴者の目を気にして急に法律知識を披露したり、各回最後にはテーマとなった物品について誤った使用を行わないよう注意喚起を行ったり(この際カットでは日常の一幕を描写していたり)等、割りと茶目っ気のある一面も見せている。
関連人物
- 初見
終始クールな女性の拷問助手。
洞蝶のことは「教授」と呼んでおり、被験者の肉体改造手術や各種装置の操作、数日に渡る経過観察の報告、実験後の後片付け(中には濃硫酸や核燃料など危険な化学物質もある)等、様々な雑務を請け負っている。基本的に能面のように無表情のまま与えられた業務を淡々とこなしているが、時偶、心の声で洞蝶の言動にツッコミを挟んだり、凄惨な実験模様に呑気な感想を述べたりなど、コミカルな一面を見せている。