ピクシブ百科事典は2023年6月13日付でプライバシーポリシーを改定しました。改訂履歴

目次 [非表示]

概要

桓山の山中に棲む童子のような姿の妖怪で、人の腕を引いてくる。

もし先に引かれてしまうと、その者は死んでしまうが、反対に先に引けば渓嚢が死んでしまう。


捜神記』によると、諸葛亮の甥である丹陽太守・諸葛恪が山中で奇妙な童子に出会った。

こちらに手を伸ばしてきたので、恪は素早く腕を伸ばして引っ張るとその童子はたちまち死んだ。

恪はこの妖怪のことが記述された『白澤図』を読んでおり、渓嚢は山と山の間に棲み、そこから動くと死んでしまうことを知っていたのである。


人々は知っていたとはいえ、怪異に対しての豪胆な行動に感心したが、傲慢でもあったと評される恪のその後の運命は歴史のとおりである。

創作での扱い

『中国妖怪辞典』の白沢の項で、上記の『捜神記』のエピソードが解説された。

『諸怪志異』に翻案した回があるのだが・・・

関連イラスト

ケイノウロビー 中華礼装  渓嚢(けいのう)

関連タグ

捜神記 中国妖怪 山精

関連記事

親記事

捜神記 そうじんき

兄弟記事

pixivに投稿されたイラスト pixivでイラストを見る

このタグがついたpixivの作品閲覧データ 総閲覧数: 91

コメント

問題を報告

0/3000

編集可能な部分に問題がある場合について 記事本文などに問題がある場合、ご自身での調整をお願いいたします。
問題のある行動が繰り返される場合、対象ユーザーのプロフィールページ内の「問題を報告」からご連絡ください。

報告を送信しました