キハ47形7000番台「瀬戸内マリンビュー」
広島県の大型観光キャンペーンに合わせ、2005年より運行開始したJR西日本の観光列車。
呉線系統の快速列車として広島駅~三原駅間を走る。広島駅~海田市駅の区間は山陽本線の線路を走行。
2012年にはNHK大河ドラマ「平清盛」放送を記念し、1年間限定で「清盛マリンビュー」として山陽本線宮島口駅まで乗り入れていた(延長運転)。
2020年秋に開催する「せとうち広島デスティネーションキャンペーン」にあわせて、この「瀬戸内マリンビュー」用のキハ47形2両を再改造し、新たな観光列車「etSETOra」(エトセトラ)を山陽本線・呉線に投入することとなったため、「瀬戸内マリンビュー」は運行を終了することが決まっている。
車両・デザイン
使用車両はキハ47形改造車の2両編成。1号車が指定席、2号車が自由席。
海を意識した青基調の塗装を纏い、また先頭部は船を意識したオールとブイが飾られた。貫通扉や乗降扉1ヶ所、行先表示器が埋められ、また客室も大幅に変更。
指定席は、テーブル付きのボックスシートに瀬戸内海を一望できるソファーシートが装備されており、一方の自由席でも、快適に過ごしやすいように工夫されていた。