概要
火属性の能力を持つ刀剣で、刀身部には火の紋章が刻まれているのが特徴。
装備可能なキャラも多いのが嬉しいが、この刀剣は【光の剣】と呼ばれる武器を製造するために必要な一振り・・・なのだが、地の剣、氷の剣、風の剣と比べ この剣のみ入手難易度が最も難しいものになっている。
火の紋章が刻まれた剣は何故、入手困難なのか?
モンスターから入手可能なドロップアイテムなのだが、この炎の剣を持つモンスターが現れるエリアは従来のダンジョンではなく心身共に傷ついて療養中であるエルクのみが行動できる彼の夢の中という特別なエリアに登場するからである。困ったことにドロップする確率も異様に低い上、4体登場する敵の中でも2体はアイテムを基本落とさない。
このエリアに到達するためには、入り組んだダンジョンを突破した後でなければ到達することができない。 ダンジョンにある、セーブポイントでセーブをしていれば問題ないのでは?と、思いきやセーブポイントは街の宿にあるため、再スタート先は街の宿からになる。
見落としてしまうと取り返しのつかなくなる要素が多い本作でも特に初見で気づくことが困難な隠し要素の代表的存在である。
対処方法
炎の剣を入手することができなかった場合の対処方法はリセット→再スタートし、再到達するかわざと倒されて、その場から再スタートするという二つの選択がある。
前者の場合は、もう一度入り組んだダンジョンを攻略しなければならないが「先のダンジョンで入手し損ねたアイテムがあるかも?」と確認可能。
後者の場合は、全滅すれば所持金が半分になってしまうが、「先のダンジョンで入手し損ねたアイテムを切り捨てる」ということになると同時に入り組んだダンジョンを攻略することがなくなる。ただし
- このエリアでの戦闘は敵がかなり弱く設定されているほぼイベント戦闘に近い
- 敵が無駄にパス行動を取る
- 全滅したい時に限ってレベルの高いエルクが回避したり、防御したりする
- 反撃で敵を倒すのを防ぐためには事前に自分の反撃抑制ソードを準備する必要がある
などの要素が合わさって全滅を繰り返す場合でもかなりの根気と時間を要する。
おかげでプレイヤーによってはエルクはこの剣のため偽物とはいえ両親、初恋の人、親友を何度も殺すハメになるという考えようによっては鬼畜としか言いようがない入手方法となっている…。
ただその分、見事に入手できればその時点で得られる剣としては最強の攻撃力を誇るため、光の剣を合成可能になる終盤まで長きに渡ってエルクの武器として愛用できるだろう。
救済措置
本作のアペンドディスクである『モンスターwithカジノゲーム』では、ストーリーモードにあたる闘技場の勝ち抜き戦の優勝賞品として炎の剣が手に入るようになっており、時間と相応の実力が必要になるものの、確実に入手する事が可能。