『ジョジョの奇妙な冒険』第8部「ジョジョリオン」終盤の重大なネタバレを含みます。
信条
『ジョジョの奇妙な冒険』第8部「ジョジョリオン」の登場人物、透龍の信条である。
彼の正体は、新ロカカカを上流階級売り捌いて富と名声を得ることを目的とする岩人間の1人にして第8部の黒幕である。あくまでもその目的を達成するために行動しており、身の危険を感じると、敵の始末などのリスクを冒すよりも本来の目的の達成を優先し引き上げようとする。
105話「無事が何より」
「新しい空を見上げよう」
そして今、東方定助は明負悟…ワンダー・オブ・Uを追撃している。定助は豆銑礼からの助言を思い出していた。
「そのしゃぼん玉は無限ゼロに細い線が回転しているから」
「 『この世に存在していない』 」
「見えなくて存在していなければ……」
「おそらくコントロールも出来ないのだろう…」
「そこには『爆発的な回転』があるだけだ」
彼が言うには、定助のしゃぼん玉はこの世に存在しないに等しいほど細い「線」が爆発的な回転によって「球」を成しているそうだ。
そのしゃぼん玉は存在しないのだから、「厄災」の影響を受けずにただただ「超えて行く」。
やっとワンダー・オブ・Uへの有効打が見つかった…かに思われた。
そのしゃぼん玉は「存在しない」のだから、定助にすらコントロールが出来なかったのだ…………。