ピクシブ百科事典は2024年5月28日付でプライバシーポリシーを改定しました。改訂履歴

いつか、あなたは知るかもしれない。ルーレットが回転しているときの顔の絶望の意味を。

(One day you'll understand. The meaning of the desperation on their faces when the roulette spins.)

概要

胎児の姿をしたアブノーマリティ

その肌は粘着質な液体に覆われ、うっすらと静脈が多数浮いている。異常に膨張した目は普段は閉じられている。

常に欲求不満のように見えるが、何を求めているか正確には分からない。

分類はO-01-15、危険度はHE(5段階の真ん中)。

管理方法

作業情報

属性ダメージE-Boxes悪い普通良い
RED4-6180-67-1314-18
職員ランク本能洞察愛着抑圧
1普通低い低い低い
2普通低い低い低い
3高い低い低い低い
4高い低い低い低い
5高い低い低い低い

クリフォトカウンター:1

特殊能力

1.以下の時、クリフォトカウンターが減少する。

  • 作業結果が悪い時、高い確率でカウンターが0になる。
  • 作業結果が普通の時、一般的な確率でカウンターが0になる。

まず普通以下の範囲がそこそこ広いにもかかわらず、作業結果普通以下でカウンターが減少し得るので高自制でも安定して作業結果良いを出し、カウンターを減少させないことが難しい。

しかし特に厄介なのはカウンターが0になってから。

2.クリフォトカウンターが0になると、無名の胎児は泣き声を上げ、その間以下の効果を発生させる

  • 収容部門にいる全職員は10秒毎に10程度のWHITEダメージを受け続ける
  • 収容部門の他アブノーマリティのクリフォトカウンターが急速に減少する

収容部門の職員はこの状態の無名の胎児を放置している間常にWHITEダメージを受け続けるので、パニックを引き起こすリスクがある。他アブノマのカウンター減少は、まず泣き始めてから15秒で1減少し、それから40秒毎に減少する仕組みである。カウンターが1しかないアブノマが巻き込まれるならば施設は大きな被害を被る可能性がある。

3.犠牲作業を行うとクリフォトカウンターが回復する

犠牲作業は無名の胎児のクリフォトカウンターが0のときに収容室をクリックすると行える。ルーレットでランダムな職員が一人選ばれ、その職員が収容室内へ異動し最終的に捕食されることで回復する。このときに泣き声も止まる。

E.G.O

武器

名称ランク属性ダメージ攻撃速度射程
泣き虫HEWHITE3-3最高速長距離

特殊能力:なし

防具

名称ランクREDWHITEBLACKPALE
泣き虫HE弱点(1.2)耐性(0.5)耐性(0.8)弱点(1.5)

特殊能力:なし

ギフト

名称:泣き虫

部位:頭2

効果:HP・MP -2、移動速度・攻撃速度 +6、WHITEダメージを5%軽減

武器は無名の胎児の下の口のようになっており、叫び声を出して攻撃する。遠距離で最高速の攻撃速度なのは魅力的だが、ダメージが3のため思ったより火力が出ない。パニック治療用職員になら装備させても良いかもしれない。

防具はHE防具の中でトップレベルのWHITE耐性を持っている一方でREDとPALEには弱点であるため気を付けよう。

総評

・カウンターが下がりやすい

・カウンターが0になるとパニック発動&アブノーマリティ脱走の可能性

・止めるには職員一人の犠牲が必須で、場合によっては育成済みの職員まで持って行かれてしまう

によりこのゲーム屈指の害悪とも言われている。無名の胎児の他にも害悪と呼べる同じ危険度のアブノーマリティはいるが、少なくともHEの中ではトップレベルだろう。

大多数の管理人からはクソ胎児とまで罵られる程に嫌われ、永住だけは絶対にやめておいた方が良い存在として扱われている。

ストーリー

無名の胎児は常に「餌」に対する欲求不満を抱えており、定期的に餌を与えないと周囲の人間の精神に危害を加える大声で泣き始める。

またその餌というものは人間の死体であり、胎児は腹にある大きな口で捕食する。

L社には職員専用の特別なイベントが存在している。ルーレットに選ばれた職員にはその職員の家族に想像を絶する大金が与えられ、昇進した後、中央本部に移ると言われている。

― 選ばれた職員に対して下記が実施されます

1 職員に関する会社の記録の削除。

2 職員はアブノーマリティのための犠牲になる。

3 職員の家族に、別の支部に異動されたことを知らせる。

余談

  • エンサイクロペディアでは「胎児」のようだと説明されているが、実際の姿は「新生児」に似ている。
  • 無名の胎児は、収容室にカメラを近づけたときに特別な音を発するアブノーマリティの一体である。結構うるさい。
  • ルーレットが行われる条件は以下の通り。

・データ非公開

データ非公開

・無名の胎児の泣き声がピークに達したとき

関連タグ

Lobotomy Corporation:登場作品

アブノーマリティ HE

胎児 食欲 食人

カニバリズム:もしかしたら該当するかもしれない

歌う機械/暖かい心の木こり/知恵を欲する案山子:このアブノーマリティとの直接的な関連性はないが、HEランクの害悪アブノーマリティの代表例として共によくまとめられている存在である。ただし、このアブノーマリティよりはマシ。

肉の灯篭/寄生樹:こちらもこのアブノーマリティとの直接的な関連性はないが、胎児がHE最大の害悪なのに対し、それぞれTETH・WAW最大の害悪として扱われており、共に管理人からは嫌われている存在である。ただし、これらの忌避され具合は胎児の比ではないという。

コメント

コメントが未記入です

pixivに投稿されたイラスト

すべて見る

pixivに投稿された小説

すべて見る
  • twst×LC

    監督生の労働環境は良くなかった。

    「結局、そこの凄惨さは体験したものにしか理解しえない」 -元L社職員の監督生がアズール先輩の契約書を破るためレオナ先輩の協力をあおぐ例の夜のお話。 === 終始残酷なシーンが含まれます、お気を付けください。 === やまもオチもないです。ろぼとみのクロスオーバーが増えてくれることをねがいます。 : : (※LC微ネタバレ) : : 「元の世界に帰りたいとおもっているのか?」 例の夜から数日過ぎた頃に、レオナは監督生へ疑問を投げかける。脅すためだといって語った監督生の世界はあまりにも悲惨だった。生きているならまだましだと言えるほど、死がありふれた環境だった。そんなところに就職して、死ぬまで働いて、そしてなにも残らない。普通、帰りたいとおもうのか? 「おもいますよ。かえりたいって」 レオナを見つめ返しながら監督生は思う。最近耳鳴りがひどい。目をつむるだけで仲間の顔が浮かんでくる。死んだ仲間の顔だった。目を開けると生きてる仲間のことを思い出す。もしかしたら私がいない間に死んでしまっているかもしれないけど。こんな短期間のあいだに死人がでるほど、死にやすい職場だった。でも、不思議と帰らないという選択肢は選びたくなかった。それはきっと、この世界にきて綻びはじめた記憶のせいだ。ずっと長いこと眠っていた気がする。でも、おきてしまえばなんてことない。入社初日で緊張していたのかな、そうやって片付けた違和感が目の前に転げ落ちてきた。ずっと前から知っていた気がする。でも、私たちは初対面だった。背中を預ける感覚に既視感を感じた。でも、鎮圧ははじめてだった。いつのまにか忘れてた、忘れさせられてた、大切な違和感はこのツイステッドワンダーランドのなかで昇華していく。少しずつ、少しずつ。ほぐれるように、思い出している。すべて思い出したとき、わたしは帰りたくてしかたない気持ちになるだろう。 理解できない、といった顔してレオナはため息をついた。となりにいたラギーも呆れたように首をふった。 「この世界にいたほうが、幸せだろうに。」
    10,353文字pixiv小説作品
  • 彼奴の笑顔の意味を、きっと彼は知らない

    ロボトミーのキャラ紹介を見ていたらいつの間にかハマってしまった。 異形は最高。 自職員まで作っちゃう程に。 魔弾の射手と死んだ蝶の葬儀って良いよね。ビジュアルがすっこ。 完全な異形だったら終末鳥が好き。設定が切なくて可哀想だから。 オフィサーNoの由来 自職員のモチーフのモンストキャラの図鑑番号。

このタグがついたpixivの作品閲覧データ

無名の胎児
0
編集履歴
無名の胎児
0
編集履歴