概要
牧益(まきます)とは、海南大附属高校バスケ部3年生2人のカップリング略称である。
〈二人のプロフィール〉
・牧紳一(まき しんいち)
海南大附属高校3年、184cm 79kg 背番号12(1年)→8(2年)→4(現在)。ポジションはポイントガード。
バスケ部主将で、神奈川ナンバーワンと称される実力者である。
髪型は当初はオールバックであったが、湘北戦の試合中から徐々に前髪が下りている。
呼称はじい、帝王、監督など。
1年生の頃からその高い実力を評価され、「怪物」と恐れられていたが、それに驕ることなく自らを鍛え続け、貪欲に勝利を求めてきた。
パワーとスピードを兼ね備えた非常に強力なスラッシャーで、彼のペネトレイト(ドリブルで切り込んでいくプレイ)を1~2人で抑え切るのは至難の業。チームに与える影響力には絶大なものがあり、試合終了間際の最も苦しい場面で最高のプレーが出来る姿勢は、田岡監督をして圧巻と言わしめた。
仲間思いで根っからのリーダー気質で、厳しくも熱く味方を鼓舞し、油断も妥協も許さない厳しい姿勢を徹底させる。お調子者の清田にしばしばげんこつ制裁を食らわせるが、オフコートでは極めて温和な人物。自身に無理矢理ついてきた清田と手ぶら同然の花道を名古屋まで連れて行くなど、先輩らしく面倒見も良い。
一方で自身の老け顔を気にしており、その点を指摘されるとショックを受ける。花道からはOBと間違われてじい呼ばわりされた上に清田がちゃんとした3年生で17歳だと言ってもすぐには信じてもらえず、さらに高宮には監督と間違われた。ただし、花道が田岡監督を「ジジイ」と呼んだ際には「じいとジジイ…まだマシかな」と言っていた。なお、花道に老け顔を指摘された際、「赤木の方がフケてるぞ!!」と反論し、周囲を唖然とさせる。
授業中には眼鏡をかけているらしい。
また、全国編では顔見知りだと言って絡んでくる豊玉高校の岸本を全く覚えていない(キャプテンの南のことはある事件により覚えていた)等、少々天然が入っているような所もある。
原作終了後の黒板漫画では海でサーフィンをする姿が描かれ、それを見た相田弥生に「肌の黒さの秘訣はわかった」と感心された。
・宮益義範(みやますよしのり)
海南大附属高校3年
160cm 42kg 背番号15 ポジションはガード。
呼称は宮、宮さん、宇宙人。
海南の控え選手。本作一の努力の人。
小柄かつ華奢な体型で、身体能力もリョータ曰く「足も遅い」とのことであり、なおかつ入部当初は初心者という境遇であったが、海南の非常に厳しい練習に3年間耐え抜き、シュート面では神を除けばチームNo.1と言われるほどの実力を身に付けた。
人一倍努力してきたこともあって部員からの信頼はとても厚く、牧からは「宮」、後輩からは「宮さん」と呼ばれ親しまれている。
公式戦初出場となった湘北戦では、前半途中に高頭の花道を締め出す目的から途中出場。
ディフェンスで花道の得点能力のなさを露呈させる目的を果たし、その後にスリーポイントシュートとジャンプシュートを連続で決め一時は湘北に15点差をつけることに貢献し、最終的に限られた出場時間で9得点を記録した。