八犬士がひとり、犬江親兵衛。さて、モリタカ殿、これまでご苦労様でした。主役いただきでござりまするぜ!
概要
異世界ワノクニ出身の「転光生」。「8人目にして、八犬士の新たな主役」を名乗るオッドアイの犬獣人。北区・王子坊学園と、「東」の超エリート教育校の間の学生交換プログラムに選ばれた才子。学習および記憶能力がとても高く、幼い全能感に満ち満ちた自信家。「真の3大ギルド」のひとつ、中央ルールメイカーズに所属。大人たちの事件に口を出し、気に入った年上にマウントを取る、ウワサの少年名探偵。司法警察官・犬飼現八ノブミチを盾・乗り物・ボディガード役として行動するらしい。その姿はよく「迷子の小学生と犬のお廻りさんみたい」と周りから言われる。別の八犬士曰く、幼馴染のモリタカの小さい頃の姿にそっくりであるという。姿がそっくりなきょうだいを持つエリート天使に対し、同類として苦手感を持つ。一方、「この世にいない存在」に対して、慕情に似た好意を強く抱くようだ。
白い学ランに焦げ茶色の短パン、緑と黄色のマントの上にランドセルを背負った、小学生の姿の犬獣人。
手には伏姫の懐刀を握っている。
元ネタは南総里見八犬伝の犬江親兵衛。原作でも主役である犬塚信乃を差し置いて後半ほとんど主役を奪っている。幼い頃に伏姫の神隠しにあい、その加護を受けて育っているためか、「自分はシノ(八房)と違って母に愛されている」といった発言も見られる。(俗に言うエディプスコンプレックス)