概要
初登場は第2話。
元々は学生でありながら不登校を繰り返す走り屋のヤンキーで、
子供の頃に両親を亡くしており、祖母と二人暮らし。
勉強は苦手で学校にも嫌な思い出があり雰囲気に馴染めない様子。
川でウナギの怪物に襲われた際、マジカル団に助けられ
その時に見た雫の笑顔で彼女に一目惚れにして初恋。
それから2ヵ月後、子犬の餌を買いにスーパーへ寄ったところ、
偶然そこでバイト中の雫に遭遇。一瞬、緊張してしまったが
その後緊張とは違った感覚に襲われるのを感じる。
狼一は怪物化のウィルスに感染してしまった。
狼男のような姿となり、理性を失って雫に襲い掛かるが
偶然スーパーの近くにいた朝の手により食い止められる。
すぐさま雫により怪物化の治療が行われたが、
何故か元の人間の姿には戻らず、上記のような姿になってしまった。
その後は朝の提案により、雫のマジカル・パートナーを務めることとなる。
また、祖母が犬アレルギーで(45号で演技だった事が発覚した)
姿が変わった狼一に家を出て行くように告げるがそれを見かねた雫と同棲することに。
祖母から餞別で伝家の宝刀である『狼牙』を一度は授かるが
あまりに長すぎた為、脇差に変更。今後それが彼が戦闘時に使用する武器となる。
戦闘時に感情が高ぶると身体が大きくなり外見は犬というよりは狼男のようになる。
なお、惜しまれつつも迎えた最終回でもその姿は元の人間に戻ることはなく、
実家である道場にも祖母に挨拶はしに行ったものの正式には戻らず、
マジカル団の一員としてともに未来を歩む道を選んだ。
人物像
前途多難でありながらも雫の笑顔を守るため、彼女の為なら自ら身体を張ることも厭わない。
雫に出会う前は何もできない(しない)自分に苛立ち、やや荒れ気味の生活であったが、無力で有ろうと人の為に体を張って戦い、頼れる人も碌に居ない環境でも逞しく生きる雫を見てからは自分自身もそうあろうと努めており、男らしい所もある。
ただ、狼一は雫に想いを寄せているものの、肝心の雫はどうやらそこまで意識はしていないようである・・・。
狼一自身、今のケモノのような姿になった自分を彼女が好いてくれるとは思ってないが、彼女が笑顔で有るならばそれでも彼女に尽くそうとしており、その思いは元の姿からは想像もできない純愛思考である。
しかし、彼の一生懸命さはしっかり彼女に届いているので、もしかしたらいつかは想いが成就する・・・かもしれない。
最終回では実家で祖母に挨拶を交わした後、手紙にて雫を桜の木の下に自らの想いを伝えるべく呼び出し、雫とともに手を繋ぐまでに至った。
必殺技
☆ 浪牙・脇差 心打ち(ろうが・わきざし しんうち)
第4話にて初めて発動。脇差にイメージした心の炎を宿し相手を一刀両断する技。
関連イラスト
本作に登場するキャラの中でもっともR-18イラストが多く投稿されている(そもそも全体のイラストが少ないが)