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猫魈

ねこしょう

猫又に成るよりも長い年月を生きた飼い猫が化けたとされる猫又の上位種的な存在。
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概要編集

猫又よりも更に長い年月(一説には30年といわれている)を生きた飼い猫が妖怪化した存在。


猫又のしっぽが二股に分かれているのに対して、こちらは三本に分かれているという相違があり、束ねるとかなり太くなるとされる。


化け猫よりも20年、猫又よりも10年長く生きているだけあって人間と変わらない高い知性と妖力を持ち、同じ猫の妖怪である化け猫や猫又を始め数多くの魑魅魍魎を従えていると言われている。


ゲゲゲの鬼太郎編集

CV:島田敏(4期)、櫻井孝宏(第5期)


初出は原作「妖怪猫魈」(アニメ4期第108話)。猫又が修行を積むことで強い妖力と無限の寿命を得た存在。アニメでは“魈”の読み方が殆どの人が分からないという理由からなのか、“猫ショウ”と表記されている。


本編ではとある科学者が発見した“若返りの法”の論文(その内容は他人の生気を奪うというとんでもないもの)を盗んで食べた猫又が進化して猫魈となり、論文に書かれている内容を実行して次々に人間や妖怪たちを襲って生気を奪い、最強の妖怪になろうと目論でいた。


事態解決に乗り出した鬼太郎にも襲いかかり、その生気を吸った上で呑み込んでしまうが、原作では逆に生気を吸い尽くされて死亡。

アニメでは微妙に展開が異なっており、最初に生気を吸い返した鬼太郎は使い方を知らずに精神がそのままの状態で赤ん坊になってしまった所を飲み込まれ、腹の中に残された論文を読んで改めて霊毛ちゃんちゃんこで猫魈の若さのエキスを奪い普通の子猫へと戻るという展開となっている。


第5期では猫又となったノラという野良猫の生き別れの兄弟という設定で、かつて人間たちに冷遇され続けて来た為にすっかり荒み切った性格と成り果て、修行を積み続けて猫又よりも強力な猫魈へと進化すると、ねこ娘クロ含む猫一族を率いて自分を虐げてきた人間たちに復讐しようと暗躍していた。


そんな彼を止めようとする鬼太郎とノラの活躍で一度は妖力を失い、野望は未然に防がれたかと思われたが、人間への怨念は凄まじく、今度は自害して怨霊となってなおも復讐を成し遂げようとするが妖怪四十七士として覚醒したノラと鬼太郎らに生命力を分与され転生して子猫へと戻り、“アサ”と名付けられノラに引き取られ、今までの人(猫)生をやり直すべく彼と共に旅立っていった…。


関連項目編集

化け猫 猫又

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