概要
災魔一族と実力を二分する宇宙の魔物一族。
宇宙の覇権を巡って災魔一族と対立している他、ジークを初めとした獣魔ハンターとも長らく交戦状態にあった。
宇宙の始まりから生まれたマイナスエネルギーが具現化した武器である、ダークソードとシャドーソードの主人に選ばれ、その2本の剣を持って生まれた獣魔王ゴルモアが王となり、大魔女グランディーヌにも匹敵する力を持って君臨していたが、そのゴルモアがゴーゴーファイブに倒された為に壊滅したと思われる。
ただし、ゴルモアしか劇中では構成員は登場していないので、そもそもゴルモア以外の構成員が劇中の時点で存在していたのかも不明である。
余談
災魔一族は悪魔がモチーフになっているが、ゴルモアはその対となる存在として天使のような外見をしている。ただし、ゴルモアの天使のような外見は不完全態故の仮の姿に過ぎず、本来は怪獣か魔獣のような非常に醜悪な容姿をしている。
これは、結局彼等はあくまで同質の存在に過ぎないという事実を示唆していると言える。
上記した通り、劇中に登場した獣魔一族はゴルモアしかいないのだが、一方で災魔4兄弟の次男であるコボルダが「獣男爵」という肩書きを持つ事から、一部では災魔兄弟の外見が似ていないのは、全員父親が違うからではという考察と合わせて、コボルダの父親は獣魔一族ではないかと考察されている。