白夜叉(問題児シリーズ)
しろやしゃ
CV:新井里美
外見は角の生えた和風の幼女。その正体はコミュニティ“サウザンドアイズ”の幹部にして東区最強の“階層支配者(フロアマスター)”。十四の太陽主権を持つ。
普段はおちゃらけた言動や女の子へのセクハラ(特に黒ウサギが被害に遭っている)など不真面目な態度だが、実際は仕事を全て片付けた上で遊んでいるという有能な人物。
箱庭世界に来たばかりの逆廻十六夜らにその実力の一端を見せつけ、戦わずして退散させるという底知れなさを見せた。
白夜の星霊であり、夜叉の神霊。正確には、神格を持っているだけであり本来は夜叉ではなく太陽神。
その正体は神々としての神威と、魔王としての王威を生まれながらにして持つ星霊最強個体にして箱庭席次第10番。“白き夜の魔王”と恐れられる太陽と白夜の星霊。
元々は不変の象徴にして天と地の概念が生まれる以前に存在していた天体法則であり、世界の創世に於いて星々の全ての質量を飲み込んでしまった原初の星。“サウザンドアイズ”の創世と終末の双女神によって両断された最古参の魔王。天と地に解体された星霊最強個体である白夜叉は“人類最終試練・天動説”と名を改めた。
長い生涯の中で三度の敗北をしており、一度目の敗北で世界に昼と夜が出来、二度目の敗北で太陽の区分が三つに裂かれ、三度目は“天動説”の霊格そのものを蹂躙されたと言われている。 かつては“天動説”を司る太陽神として数多の神群の宇宙観の中心に居座っていた。
今では天動説を否定されたことで霊格は縮小しているが、それはあくまで人類史から観測可能な範囲での話。“天動説”の霊格<真実>は、人類史が存続する全ての時間を費やしても暴けない位置に存在しており、星の果て、時の果て、宇宙の最果てに到達してようやく証明することができる存在である。開催するゲームの規模をそこまで広げれば、彼女の霊格は無限に肥大し、参加者に出口のない白夜の地平に永遠に閉じ込める“パラドックスゲーム”を仕掛けることができる。