概要
素麺を短くしたような食べ物。しかし「油を用いずに作られるノンオイル麺」という違いがあり、ただ短くしただけの素麺ではない。
江戸時代初期から400年もの歴史を持つ伝統ある食べ物で、胃腸の弱さから食の細い父親を気遣った息子が、旅の僧侶から聞いた話を元に作ったのが始まりとされている。これが評判になり、あの片倉景綱(小十郎)が「その親孝行ぶりは実に素晴らしい。この麺は人を思いやる心から作ったものだから"温麺"、お前はこれから味右衛門(みえもん)と名乗るがよい」と直々の名付け親になってくれたという。
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温麺:実は韓国にも温麺という料理がある。しかしこちらは我々が普段「ラーメン」と呼ぶアレとほぼ同義であり、まったく異なる食べ物。