「『経験』ってのは成功の数だけじゃない。失敗の数も大事だからな」
CV:中村大志
概要
音楽ゲームアプリ「プロジェクトセカイ」の登場人物で、年齢は43歳。「VividBADSQUAD」のメンバーである白石杏の父親(当初は「杏の父」と表記されていた)。娘とともにライブカフェ&バー「WEEKEND GAREGE」を営んでいた。
妻の由香(杏の母)は学校の教師をしている(凪曰く、綺麗で優しい人で、杏の目元は彼女にそっくりだそうで、馴れ初めは大学時代に謙が彼女に一目ぼれしたからだとか。
知り合いや彰人達からは「謙さん」と呼ばれている。
彼の得意分野が料理(特に肉料理)である為、常連客からは好評を貰っている。ちなみに妻は、料理があまり得意ではないということが杏の口から語られている(一方でイベストでは、ステーキを焼くのは上手だとも語られている)。
ちなみに彼の好きな食べ物は肉料理全般、嫌いな食べ物は梅干し。趣味は釣り。
ユニットストーリー以降
かつては「KEN」名義で大河や凪とともに「RADder」というチームを組んで活躍しており、杏達が超えようと奮起していたライブイベント「RAD WEEKEND」(通称「伝説の夜」)をチームで主催したという経歴がある。シブヤのストリートでは知らない者はいない、超有名ミュージシャンだ。
「RAD WEEKEND」後は音楽活動を引退し、かつてのチームメンバーが未来に託した夢が、この街でどう育っていくのかを見るために街に残った。
杏達「次の世代」のサポートに回っており、彼女達にアドバイスを送ったりするなど、年長者としての面倒見が良い事がわかる。
イベント「Light Up the Fire」にて
大河に「RAD WEEKEND」に込められていた想いがどのようなものであったか、そして「伝説の夜」の壁はとてつもなく高いことを杏たちは歌によって実感させられた。「RAD WEEKEND」を超えることを夢見た者の心は実力によって容赦なく砕かれた。
だが「RAD WEEKEND」の裏に隠された想いを知ってなお、向き合い、それを超えると決意と覚悟を見せた。その覚悟にこたえ自分もこれまで真実を隠してきたケジメとして、自分の教えられることを全て叩き込む旨を伝え、お店を一時全面休業することを決めた。
超えるための課題
VividBADSQUADのメンバー達にRAD WEEKENDを超えるための盛大な下準備として、それぞれに課題を課した。
彰人には【オーディエンスに火をつける】
冬弥には【(RAD WEEKENDを超えるイベントで歌う曲を、全てひとりで作ってもらう)トラックメイク】
杏には【この街に昔からいる連中を、本気にさせること】
こはねには【RAD WEEKEND最高の瞬間に 風穴を開けるほどの力をつけること、イベントで歌う最後の曲に今の想いを、全部歌にしてぶつける】という課題を与えた。
イベント「OVER RAD SQUAD!!」にて
そしてVividBADSQUADが他のメンバーたちと共に開催したイベント「RAD BLAST」にて「RAD WEEKEND」超えを果たした。
次の世代を育てるという役目に区切りを付け、WEEKEND_GAREGEも信頼出来る人に任せ、かつての相棒と共に再び音楽の世界に復帰することとなった。
きっかけ
中学の頃は勉強もスポーツも楽々1等をとれるくらいなんでもそつなくこなせたが、それ故か大人びて、いつもつまらなさそうな冷めた目をしていたとのこと(大河曰く、「こんなつまんねえやつがこの世にいるのかと思った」というくらい)。
しかし、ストリートで歌っていた大河に発破をかけられたことで歌への情熱が開花し、そこから歌に明け暮れ、後に大河たちとチームを組むまでに至った。