概要
笠原真樹の漫画『群青戦記』の続編で、原作は引き続き笠原が務めるが、作画はアジチカに交代している。
「現代から戦国時代にタイムスリップした集団が現代知識を駆使して合戦に参加する」というコンセプトは継承しているが、前作が「高校生」を描いていたのに対し、本作では「犯罪者」と「兄弟」について描いている。
その都合上、前作の登場人物はほとんど登場しないが、3年前に起きた滋賀の高校が忽然として消え去ったというセリフが作中で登場するため、世界観は地続きとなっている。
週刊ヤングジャンプとジャンプ+にて2021年から2022年までの約1年間連載された本作は、アジチカメンバーのコメントによると、元々上下巻2冊のみの短期連載予定だったが、第45話(単行本5巻分)まで連載することが出来たと記述されている。
登場人物
- 日高ミチロウ
主人公。山登りを趣味とする大学生。マコトへの接見のため拘置所を訪れていたところタイムスリップに巻き込まれ、拘置所職員や残った囚人たちと共に真田家に協力することになる。
- 日高マコト
ミチロウの弟。文武両道の神童だったが、同時に生粋のサイコパス。友人への殺人未遂で逮捕され勾留中。タイムスリップするとその混乱に乗じて脱走し、行く先々で殺人を繰り返していく。
- 真田弁丸
後の世で真田幸村と呼ばれることになる少年。ミチロウが初めて会った戦国時代の人間で、彼に懐く。
弁丸の兄。