「鮮明な赤色を示す語句(真っ赤)」を探している場合→赤/真紅
真赤とは「テニスの王子様」に登場するキャラクター、真田弦一郎×切原赤也のBLカップリングである。
「うわさの切原赤也って俺のことっス」
「いずれにせよ青学たるんどる!!」
プロフィール
真田弦一郎 | 切原赤也 | |
---|---|---|
学年 | 3年A組10番 | 2年D組6番 |
誕生日 | 5月21日(牡牛座) | 9月25日(天秤座) |
身長 | 180cm | 168→170cm |
体重 | 68→70kg | 61→58kg |
好きな食べ物 | なめこの味噌汁、肉(ロース) | 焼肉(カルビ)、寿司(いくら) |
日課 | 座禅、剣道の早朝稽古 | 毎日牛乳を1本飲む |
苦手なもの(こと) | 流行、電動立ち乗り二輪車 | 真田副部長、レバー |
好みのタイプ | 奥ゆかしい人物が好ましいな | 一緒にいて楽しい子で! |
真田の書 | 常勝無敗、精神統一 | 克己復礼 |
※一部のみ
ちなみに赤也の初登場は単行本3巻のGenius19「切原赤也!!」で、これは立海の中で一番早い(真田は5巻のGenius40「王者」にて赤也、同じく初登場の柳と共に登場している)。
概要
両者ともに青学のライバル校である立海大付属中学校所属だが真田は三年、赤也は二年と先輩後輩の関係にあたる。
赤也は二年生で唯一のテニス部レギュラーであり、三年レギュラー陣(柳生を除く)に下の名前で呼ばれそれなりに可愛がられている様子だが、プロフィールの苦手なものの欄に「真田副部長」と記載しているなど唯一古風で厳格な考え方を持つ真田とはソリが合わないようだ。
趣味は将棋と書道、時代劇や歴史小説を好む真田とは対照的に、赤也はゲームが趣味でマンガやヒップホップを好む俗に言う現代っ子である。そんなお調子者で先輩相手に軽口を叩く赤也は真田の鉄拳制裁の良い的で、試合で負けた以外にもげんこつを落とされている姿が度々目撃される。
昼休みに真田・柳生の3年A組で昼食をとったり、テニプリパーティーでは真田から赤也に贈られた壺のことが書かれている。 どうやらおもちゃ箱にしているよう…?
真田の鉄拳制裁には辟易している赤也だが、案外関係性は良好である。
テニスにおいて
日常生活では真反対な二人ではありながら、互いに切磋琢磨し向上心を持ってテニスへ向き合う姿勢には案外似通っているものが多い。
「もう勝利しかねーんだよ!!」
「負ける訳にはいかんのだ!!」
など勝利に執着する一面は原作でも強調されて描かれており、また飄々として見える赤也も目標に対する努力を怠ることはなく、その点でも自分にストイックな真田と一致している。
そして立海大の優勝をもってして部長の幸村を迎えるという目的はチーム全体が強く心に抱いているため、真田も度々勇気づけるように幸村に声をかけ、赤也も部長がいなくとも優勝できるという旨を伝えるシーンがあった。
立海優勝への貪欲さが他者を寄せ付けない鋭さを持つ反面、自分が認めた相手への敬意を忘れない二人の人間味宿る優しさを表しているのではないだろうか。
原作ストーリー
※以下ネタバレ注意
Genius185
最初期から登場していたにもかかわらず、初めてしっかり試合がなされたのは関東大会決勝前、赤也vsリョーマの草試合からである。
リョーマの膝を狙い追い詰めたものの『無我の境地』の前に敗北し、赤也は知らせを受けて到着した真田に鉄拳制裁を下された。
Genius195~
関東大会決勝では優勝を手土産に手術直前の幸村に届けようとするもS3で柳は乾に敗北する。
柳に下されようとした真田の鉄拳制裁を赤也はラケットで受け止め、S2を13分台で終わらせれば間に合うと宣言した。
S2、側頭部にボールを当てられ視力を失い覚醒した不二に、勝利への途方もない執着と精神力で縋りついていく赤也はピンチに陥り、初めて無我の境地にたどり着くこととなる。
真田は赤也の成長に驚き「勝て赤也っ 立海大の関東優勝はお前の手で決めろ!!」と激励を飛ばすが、今の赤也では無我の境地を扱い切れず真田の『火』で放ったボールを返されて敗北し、気絶したように眠りにつく。
目を覚ますと告げられた試合結果に赤也は自ら真田の鉄拳制裁を受けようとするも、「座ってろ」の一言で一蹴されてしまう。
続くS1では初手からリョーマが無我の境地を繰り出し、風林火山を使いこなす真田と対等に立ち回る。
1ゲーム先取された真田は赤也に「どうやらお前も思い出したようだな」と声をかけ、赤也は真田が座ってろと自分に言った意図を知り、その後の攻防を食い入るように見つめる。
「『無我の境地』…とんでもない代物だ」「…だが本当に見ておかねばならんのはここからだ!」
最終的にマッチポイントまで追い込まれた真田は無我の境地を出すが、リョーマのCOOLドライブが決まり決着がついてしまう。
あと一歩のところで負けた真田はリョーマの心意気を買い、立海が王者だったのは昨年までのこと、今年はその座を奪回する為に挑戦者として全国に乗り込もうと意志を新たにした。
Genius345~新テニ
全国大会では主人公のリョーマが記憶喪失になるという大事件が起こり、真田と赤也の会話は多くないが各々が奮闘、結果的にS2、D1、S1で勝ち越した青学が勝利を収めた。
新テニでの赤也は三年生が一足先に卒業してしまうことに焦りを感じており、合宿やさらなる強者との試合で成長し、卒業までに三強を超えようと必死に足掻いている姿が見られる。
入学時
赤也の勝利への執着は立海入学時のとあるエピソードにも由来する。
猛勉強でテニスの強豪立海に入学した赤也は早速テニス部のトップに立とうと勝負を挑むが、真田、幸村、柳のビッグ3の前にあえなく敗北を喫する。
「クソーッ絶対ぇお前ら三人まとめて倒してやるからな!!」
「No.1は俺だぁ!!」
この際真っ先に赤也を打ち負かしたのが当時二年の真田であり、打ちひしがれた赤也とは裏腹に、後日幸村は「二年前手塚に惨敗した君に似ている」と言い真田自身も素質を認めていた。(「テニスの王子様OVA ANOTHER STORY~過去と未来のメッセージ Vol.2」より)
敗北を知り鍛錬を積み上げていく姿は真田と重なるところも多く、実際赤也は悔しさをバネに三強を三人まとめてぶっ倒すという目標を掲げ、再び真田に勝負を挑み負けた後、正式にテニス部に入部し更にテニスに打ち込むようになった。
その他媒体
- 劇場版テニスの王子様 英国式庭球城決戦!
珍しくダブルスで共闘し、豪華版パッケージの裏側では肩に手を置いて視線を交わし合っている。
- テニスの王子様 RisingBeat
メインストーリーに加え、イベントストーリーや誕生日に祝い合うなんとも可愛らしい二人の日常が見られる。真田と赤也の恒常SRはそれぞれ二人がメインで出てくる話になっているので必見。
- 放課後の王子様
公式スピンオフで通称かごプリ。二人の絡みが多い。
- 次期部長編
次期部長編では、幸村曰く「常に被っていないと気が済まない」尊敬する祖父から贈られた帽子が真田から赤也に渡され、しかも赤也は三年後のポスターでその帽子をテニスラケットに引っ掛けて所持している。
関連タグ
(逆)赤真
本項のタグを使用の際は、 棲み分けのため「テニスの王子様」との併用は避け、
テニ腐リをつけることが望ましい。