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概要

死体遺棄の動画で登場した貧乏大学生で、マッシュルームカット盆暗絵に描いた様な顔の冴えない青年


経歴

アルバイトをしているが、食べるに精一杯であったため、生活苦から近所の高級マンションのゴミ捨て場から物を持ってくるようになり、ある日ゴミ捨て場から高級ブランドの袋を持って帰ったら中に久保田宗次が殺害してバラバラにした彼の姉の遺体が入っており、恐怖心からゴミ捨て場に戻したため、警察から死体遺棄容疑で逮捕される。その後起訴猶予で釈放されたが、実名報道された事で大学を退学してマンションの清掃員になる(ここしか採用して貰えなかった)。久保田の姉殺しと毒混入事件の関連が発覚してからの彼の様子は分からないが、実名報道されているので世間から決して良くは思われていないだろう。


視聴者からの評価

実際に犯罪を犯したことは事実だが少なくとも同情の余地もない人間のクズが大半の当作品の主人公の中では永田博人夜城高一らと並ぶ数少ないまともな人物の一人であり一般人がバラバラ死体の目の前で冷静になれというのも酷な話である。

現実では人を殺したのに実名報道どころか逮捕すらされない人物も多いことを考えると通報せず戻しただけで大学退学にまで追い込まれたのは理不尽な話といえる。本当の意味で起訴猶予だけで済むのが妥当だろう。

しかし殺人及び死体遺棄事件の犯人である久保田宗次は姉を殺した事で自暴自棄になり、自身の母親が住むマンションの受水槽に毒を混入させ、7人の人間を殺害している(姉を含めると8人)。その事から「コイツが早く通報していたら7人も殺される前に逮捕されていたのでは?」(意訳)という意見も存在している。

自暴自棄になったクズが水道に毒を混入し罪のない人を大勢殺すという何処の漫画とは違い、現実感のある話であり7人の死もフィクションと割りきれる事ではない。

客観的な視点から最適な行動が出来ない人間は非難されても仕方が無い事かも知れないが…(まして、人が何人も死んでいるので)


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