概要
雰囲気イケメンの逆であり、性格の悪さや能力の無さ、目に余る根暗さや目に余るお調子者、最悪の場合、やられ役や小悪党といったマイナス補正のせいで容貌が普通又は整っているのに、公式もしくは作品のファンからブサメン扱いされる男性を指す。
公式ではブサメン扱いでもファンが「よく見ると顔はイケメンなのに何でブサメン扱いなんだ…?」と疑問を抱く場合と、公式ではイケメン扱いでモテていても「何でこんなやつがモテるんだよ…」と真逆の疑問を抱く場合がある。中には実力者はいても基本的に性格のせいで台無しになっている。
またギャルゲーやエロゲの主人公やハーレム系のアニメや漫画等の主人公は、見た目の容貌が整っていても序盤は大体モテていない。これはプレイヤー等が感情移入しやすい為であろうけども、中にはどう見てもイケメンの主人公もいる(が、序盤はヒロイン達に邪険に扱われていたりする)。その為かギャルゲーの主人公はわざと顔を出さないかメカクレにするなどより感情移入しやすいデザインにされる事も多々ある。
特徴
1.手のひら返し
2.ヘタレ(特に弱い立場の相手に強く、強い立場の相手に弱いタイプ)
3.虐めを始めとした悪事
4.下品
5.無責任
6.浮気
7.ネガティブ
9.馬鹿(他者にマイナスしか無いタイプ限定)
10.変態(人によってはストーカーやサイコパスといった犯罪者も)
≪以下は単に不憫な要素≫
11.極端にダサい私服(平均値から外れている、その時代の性別・年齢・流行・土地柄のイメージからズレている、一般的に「格好いい」と呼ばれる記号と真逆の記号で固めている、似合っていない女装など)
12.似た立場の二人組の劣っている側(何をしても褒められる人物のパシリ、キャラ・ポジションが被っている二人組のじゃない方、有名人の二世、美形兄弟の片割れ、主人公の友人キャラ、美少女の平凡彼氏、世界一と並んだ田舎一、万年二位、主人公と偶然同じ場所に居合わせていて次元そのものが違い主人公と特別仲良くもなく、周りから誹謗中傷されてきた人物。
13.単にガスライティングの被害者(ありふれた性格の悪い側の解釈を当て嵌められ、世界一馬鹿で醜い人間のように洗脳されている。ある争いの被害者側や引き分け側なのに『優れた同性に嫉妬し、規律に従わない性格ブスの狭量野郎』『根暗で何もできないカーストのシュードラ・兼・醜く不潔で男女両方に避けられるアンタッチャブル』という悪いポジティブさと悪いネガティブさを同時に当て嵌められている。ありふれた性格のイケメン風解釈は『強気=男前/しっかり者/正当防衛、大人しい=上品/慎ましい/かわいい、明るい=陽キャ/愛嬌のある笑顔/ドヤ顔、我が道を行く=自分自身がある、人真似をする=リスペクト』となり、同じ性格のブサメン風解釈は『強気=攻撃的/嫉妬/容姿も中身もDQN、大人しい=陰キャ/無能/チー牛、明るい=キチガイ/チンドン屋/イキリ、我が道を行く=KY、人真似をする=隣の爺』となる感じである。容姿にもこの概念はあり、キリトや野比のび太のようなアジア人の平均的な容姿がカモられやすく、簡単に容姿や動作が醜いと洗脳できるものである。なお、漫画では洗脳されて主人公に助けに行かせて手間暇をかけさせるキャラが読者に嫌われることがよくある。)
等といった要素を持った男性を指す事が多く、上記の要素を表現した醜態(悪事に対する見苦しい言い訳,土下座,恐怖による失禁,命乞い)を目の当たりにする事で、それ以降に相手と接する際にマイナス補正が掛かる様になる。人によっては職業や趣味、家柄といった要素も加わる。俳優は悪役を演じ、それしかイメージが無いと視聴者から役と人格を混同され、「顔面にクズに滲み出ている」とブサメン扱いされる事もある。声優も同じであり、嫌いなキャラクターと同じ声優だから嫌いという事例も存在している。人のイメージとはそういう物である。
「雰囲気ブス」と呼ばれる女性もおおよそ条件は同じだが、二次元の女性主人公作品は、自己投影せずに傍観する形式の「主人公本人の視点で描かない作品」も存在する為、アバターの見た目は美しくても雰囲気はブス、といったパターンもある。
関連タグ
ブサメン キモメン マイナス補正 不憫 嫌われ者 見かけ倒し
残念なイケメン:若干近いものだが、此方は親しみやすさや良い意味での人間臭さを感じる相手への呼称。
言ってないセリフシリーズ:悪いイメージが先行し、言っていたように錯覚してしまう台詞(うろ覚え、弄りが原因)
坊主憎けりゃ袈裟まで憎い:この心理も要因の一つ
セクシャルハラスメント/モラルハラスメント/パワーハラスメント:本人は容姿や態度に気を使う気が満々なのに雰囲気ブサメンができてしまう原因