CV:山本健翔
フム。やはり、この真下デショウナ。
概要
作中に登場する妖の一団・黒芒楼の幹部で情報部長。百目の妖。
人物
全身を布で覆ったアラビア商人のような格好をしており、素顔は不明。基本的にカタコトのですます口調で話すが、本性はずる賢い性格で口調も雑になるため、紫遠からは「いつものデス・マス口調はどうしたよ?」とツッコまれていた。
能力
「千珠眼」の能力を持っており、手を含む全身に大小様々な眼があるほか、額には巨大な眼がある模様。基本的に何でも見通すことが出来るが、無色沼のウロ様の住処に関しては流石に見通すことは出来なかった。
アニメでは気配を消す能力もあり、斑尾が気づかないほど。また、幻影も披露した。
作中の動向
戦闘向きではないのか、牙銀や火黒のように基本的には前線に立つことはないが、牙銀とは無色沼の調査を行なっていたり、烏森に関して様々な推理を巡らせていたりしており、白にも様々なことを進言していた。
良守達が黒芒楼に乗り込んできた時も目立った動きはなかったが…
紫遠
「…何だって?」
碧闇
「いつも使ってた出口、外で夜行とかいう奴らが張ってんだよ。」
「俺のこの千珠眼でいい出口探してやるからさ、紫遠、あんた用心棒ってことで協力しないか?」
白の敗北と黒芒楼の崩壊を受け、その場から立ち去ろうとする紫遠の前に姿を現して取引を持ちかける。
碧闇
「どだい無理だったのさ。こんな力ずくで急ごしらえの集団、ここまで保っただけでも上出来だ。」
「まー俺はここで得たノウハウを使って、もっといい奴に取り入るぜ。」
ここでずる賢い本性を見せ、ゆくゆくは次の仕え先に取り入る算段を練っていたが…
紫遠
「ふーん… そりゃ無理だな。お前、浅はかすぎるから。」
「どうせ白にも、簡単に蟲入れられたんだろー?」
碧闇
「な、お前だって…」
こっそり蜘蛛を忍ばせていた紫遠に身体の自由を奪われて身動きが取れなくなってしまい、実は火黒と同じく白に蟲を入れられていなかった彼女からは「アタシと同等の立場と思ってるのが腹立つ」とまで言われてしまう。
そして、紫遠によって瞬く間に糸でグルグル巻きにされ、彼女の部下に仲間入りする末路を迎えた。
紫遠
「じゃ、案内してよ、碧闇。」
(碧闇だった)部下
「キーッ!」