概要
中国後漢末期から三国時代の武将であり、政治家でもある。魏の創業時代に活躍した。
子は程武、程延、他1名いる。孫は程克、程暁。曾孫は程良である。
身長は八尺三寸(約191cm)で、見事な髭を蓄えていた人物で、初めは「程立」という名前であったが、若い頃、泰山に登り両手で太陽を掲げる夢をよく見たことで、後に「程昱」と改名する。
曹操が徐州に遠征するとき、程立達は曹操の帰還まで三城を堅守した。曹操は程立が自身の腹心となる人物であると確信し、名を程昱と改めるよう命令したといわれている。曹操の参謀として活躍し、中原制覇にも尽力した。赤壁の戦いで龐統の策に気付いて進言するなど、その能力は本物。徐庶を呼ぶ際に徐庶の母筆跡をまねて手紙を書いたり、食料調達の際に、干し肉の中にこっそり人肉を入れたこともある。