概要
二十四節気の第19。現在の11月7日ごろ。秋分と冬至の中間。暦の上で冬の始まる日。
『暦便覧』では、「冬の気立ち始めて、いよいよ冷ゆれば也」と説明している。実際はまだ秋らしい気配で紅葉の見時はまだ。
日本では元々この日の行事食はなく、近年では11月7日のココアの日をもって事実上の行事食とする風潮も見られる。中国では北部では耳の凍傷を防ぐとして餃子を食べる風習がある。南部では鶏肉や鴨肉、羊肉や魚を食べるとされる。どちらも冬の寒さに備え栄養をつける事が理由である。
また、随の時代の中国では三時儺といって、立秋・立冬・立春の前日に追儺儀式を行っていた。