概要
状態変化の分類の一つであり、動物や静物が何らかの手段で粘土のような可塑性の材質に変化してしまうこと。
形の変化で以て粘土になった事が表現されるためか、形状変化という扱いをされている。
粘土化するきっかけは、魔法、薬、能力などさまざまである。有名どころでは『ドラえもん』の秘密道具であり、振りかけたものを粘土のようにする「ネンドロン」がある。
状態変化のタグとしては、基本的に静物ではなく人物の身体が粘土化することを指す。骨や関節を無視し、文字通り粘土のようにぐにゃぐにゃと変形させ、その過程やその後の変化を楽しむ事が多い。
身体の一部が欠損したりぐしゃぐしゃになったりと、強烈なビジュアルと現実的ではないニッチなジャンルのため、界隈でも人を選ぶが自由度からか熱狂的な粘土化好きも多い。
pixivにおいてこのジャンルの作品は、最初期のほうは数人が常連として投稿している状況であったが、次第に投稿する人が増えている。
余談
呼称は「粘土化」だが必ずしも「粘土そのものの身体」というわけでもなく「粘土のように可塑性のある身体」全般が含まれている。
とはいえ粘土そのものの性質を持っていることも多く、押しつぶしてぺらぺらにしたり(平面化)、液体に溶けてどろどろになったり(液体化?)、高温で焼くと陶器のようにカチカチに固まったり(固め)する。もちろん粘土化しているので様々な形に変形させることもでき、丸めて球や箱にしたり(球体化・箱化)、椅子や机に変形させたり(物品化・静物化)、動物や架空の生物に変形させたり(変身/TF)と、様々な変化ジャンルのネタのきっかけにすることができる。
粘土化した身体の性質や設定は作者や作品によって多少の差異はある。
そのほかにも、別の粘土を混ぜ合わせたり削ったりして体積を増減させたり(肥満化、痩身化)、粘土化した者同士を混ぜて一つにしたり(融合)と、手段を選ばず万能に扱える。
一風変わったものに粘土化→食品化という派生もあるのでほんとに何でもできるようだ。