概要
ネット業界だとアニメの声優陣が複数被っている事を言う。
該当作の続編や外伝・関連作においても意外と被っている傾向がある。
調べてみると意外な所で重要キャラをやっているかも。
単なる偶然の一致ではなく、実際に意識して被せていると思われるケースもあり、音響監督や制作会社が同じというだけで実現した、何ら脈絡のない公式側によるキャスト被りパロディすらもある(代表的なものは「灼眼のシャナたん」においてシャナたんの姿が何故か「ハヤテのごとく!」の三千院ナギの姿になっている※、等)。
※この二者はアニメ版の声優が同じ(ドラマCD版では異なる)という一点で実質的なコラボが実現したものである。原作は出版社も原作者も異なっている。なので、両作品か声優を知っていなければ「何故この二者が関連付けられたか」という前提自体が成り立たず、後述した諸問題の原因・温床となっている。
中にはピクシブ百科事典が誕生する以前から有名だったキャスト被りネタ(三悪が代表的)も存在するし、そもそも役柄に合う声優が起用される以上はこういったキャスト被りによるネタが発生するのは必然であるとすら言える。ただ出所が公式か非公式かというだけである。
…なのだが、近年のピクシブ百科事典などの一部の百科事典ではキャスト被りを軸とした非公式の中の人ネタ(に限らず共通点)を書き込む行為は「関連性が低い作品を無理矢理関連付け、その結果検索妨害や記事の肥大化、無用なネタバレを誘発する繋がり荒らし」「知らない作品のネタを持ち込まれても迷惑なだけ」「そもそもガイドライン違反」として、立派な迷惑行為であるという認識が広まっている。
この為、下記の特徴に該当するような作品群を関連付ける行為は無自覚な荒らしとして批判・削除の対象になっており、原則認められていない。
本記事が立項されたのは2010年の事であり、迷惑行為を肯定・正当化するために立てられたわけではないのは言うまでもない。
代表例
まるで共通項のない作品でのキャスト被りが起きている場合、主要スタッフ(特に音響監督)が同じというケースが大半である。
- MBS制作土曜夕方6時枠/日曜夕方5時枠アニメ(機動戦士ガンダム00、鋼の錬金術師など)とアニメポケットモンスター
- とある魔術の禁書目録・とある科学の超電磁砲とToLOVEる
- 灼眼のシャナ・ゼロの使い魔・lv2からチートだった元勇者候補のまったり異世界ライフ(いずれも主人公日野聡・ヒロイン釘宮理恵で制作会社も同じ)
- とらドラ!と緋弾のアリア(どちらも主人公間島淳司・ヒロイン釘宮理恵で制作会社も同じ)
- たまごっち!とイナズマイレブン(制作会社も同じ。実際にパロディネタがある)
- ロックマンエグゼ(アニメ)とゾイド-ZOIDS-(制作会社・脚本家・絵コンテも同じ。特に前者のヒートマン誕生のエピソードが後者の第48話「黒い稲妻」のオマージュになっている)
以上の作品は三間雅文氏やその親戚である明田川仁氏を始めとした、マジックカプセル(明田川仁氏の父・明田川進氏が代表)やテクノサウンド(三間氏が代表)に属する音響監督が担当している。
他にも
- プリティーシリーズとラブライブ!シリーズ(音響監督が同じ)
- 無双シリーズ(同じ声優・武器・アクション等が多数)
等がある。