織田作之助(文豪とアルケミスト)
おださくのすけ
オダサクこと、織田作之助や! これからよろしゅうおたの申しますー
『大阪で生まれ育った、生粋の大阪弁を話す陽気な青年。美男子を自称するなど歯に衣着せぬ物言いが目立つ。
持ち前のサービス精神から無理をし過ぎてしまうことも多いが、周りの心配に対しては独特の高笑いで誤魔化すばかり。どうやら体があまり強くないことを気にしており何が何でも明るく振る舞おうとしているようだ。』
※ゲーム内図鑑より引用
『文豪とアルケミスト』にて、文豪織田作之助がプレイヤーであるアルケミストにより転生させられた姿。
ゲーム開始時に選べる四人の文豪のうちの一人で、この時点で選ばなくてもステージドロップや有魂書でまた出会うことも可能。
自らを美男子と言ってはばからない、長い黒髪の三つ編みと大阪弁が特徴的な青年。
プレイヤーである司書の事は『おっしょはん』と呼ぶ。
台詞ではおどけたような明るい物言いが印象的で、また地元である大阪らしいネタの発言も多い。生前は体の弱さと不養生がたたり若くして亡くなったが、そうした側面を見せないよう努めている。
生粋のカレー好きで、生前は自由軒の常連だった。「トラは死んで皮をのこす、織田作死んでカレーライスをのこす」の額縁はあまりにもあっぱれ。
武器の「刀」は二振りのナイフの形状をしており、二刀流で戦う。
交遊関係は広く、生前に出会わなかった文豪達とも友誼を深めている。
横光利一によると、図書館中の文豪が「オダサク」で彼を覚えている(本名の方が忘れられている)ようなので、これは断トツの知名度である。
もちろん以前からの友人は言うまでもなく、三好達治には口やかましく面倒を見られており、自らの才能を見出してくれた室生犀星との再会時には大層喜ばれた。
しかしなんといっても、同じ「無頼派」の連中とは、何者も立ち入れない絆で結ばれている。
太宰治と坂口安吾は転生後も変わらぬ親友同士で、時折不健康さを心配されることも。
同じ無頼派の檀一雄とは実は生前直接の面識はないが、イベントやアニメでの交流を見る限りはうまくやっているようだ。
- 図書館への帰還時に『あ~しんど。カレー食べに行けへん?』といった台詞を発するが、実際の織田作之助が名物カレーで有名な大阪の「自由軒」の常連であったことが由来と思われる。彼は毎日のようにそれを食していたらしく、代表作『夫婦善哉』もここで構想が練られていたという。
- 『体があまり強くない』とあるが病弱な一面があり、織田は第三高等学校(現在の京都大学)の卒業試験の際に途中で喀血し療養を余儀なくされるといったことがあった。そういった出来事も経て、彼は1946年に結核により33歳で夭逝した。
- 台詞によく登場する『元気の出るお薬』だが、織田は生前よくヒロポンを愛用しており由来はそこからと思われる。尚作中で彼が言い使用する薬がヒロポンを指すのかは不明である。(因みにヒロポンが劇薬指定されたのは1949年、覚せい剤取締法の施行は1951年なので彼が存命であった時には合法であった。)
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