「えっ、私もですか?……戦う私を見ても驚かないでくださいね」
プロフィール
公式人物紹介
2つの人格を持つ者。
表の人格は礼儀正しい実直な青年だが、羞恥心が強く他人の反応を常に気にしている。
裏の人格は戦闘時に現れることが多く、悪も厭わない冷酷さを持つ。自尊心が高い。
裏人格の時の記憶はあやふやな一方で、裏人格は表を知り尽くしている。
※ゲーム内図鑑より引用
概要
DMMGAMES『文豪とアルケミスト』にて、文豪・中島敦がプレイヤーであるアルケミストにより転生させられた姿。レアリティは「無地」。
ゲーム内でのキャラクター像
チャイナ服と袴を合わせた服装に、白い虎柄のファーショールを身にまとっている。丸眼鏡。
裏表がある文豪の中でも極端なキャラクターで、正真正銘の二重人格者である。
表の中島はいたって温厚で人見知りしやすい気弱な青年である。
だが裏の人格は粗暴で好戦的、普段かけている眼鏡を取り外し、髪型も変えて、完全な別人と化す。記憶の共有は裏にしかされず、表は裏の行動や思考が読めず悶々としている。
どうも眼鏡を外す、あるいは破壊されることがスイッチになるようで、中原中也が絡んで眼鏡を壊した時は、瞬時に裏側の人格になり、彼を撃退するなどした。
裏表揃って、どうにも物騒な人物ではあるが、猫が好きという可愛げもあるし、どちらも文学の危機に関して非常にまじめに取り組む、出来た人物である。
交友関係
泉鏡花を心から尊敬しており、生前は「鏡花の作品を読まないとか、日本人じゃない」(*意訳)とまで言い切るほど、彼と彼の作品を研究していた。転生してからついに対面を果たし、交流を大層喜んでいる。
裏の人格もそれは変わらないようで、戦闘時は素直に感謝を示している。
また吉川英治ともまずまずの友人関係であり、裏の覚えも悪くない。
問題は彼を何かと付け回す江戸川乱歩なのだが……まあリアルに「ジキルとハイド」を彷彿とさせる人物がいれば、探偵小説家としてはしょうがないのかもしれない。
ちなみにこちらは裏表両方に苦手にされている。
関連イラスト
表の人格
裏の人格