「アンタが俺を必要としてるなら、協力するよ」
プロフィール
名前 | 小林 多喜二(こばやし たきじ) |
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図鑑No. | No.027 |
武器 | 刃 |
レアリティ | 無地 |
精神 | 不安定 |
代表作 | 『蟹工船』『不在地主』『党生活者』 |
派閥 | プロレタリア |
文学傾向 | 純文学 |
趣味嗜好 | おはぎを沢山たべること |
CV | 小西克幸 |
舞台版演者 | 泰江和明 (文劇7) |
公式人物紹介
『かつて反逆者として追われた過去を持つ青年。一見して批判的でひねくれ者のように見えるが、心を許した人に対しては本来の優しさが現れる。権力嫌いだが戦うことに対しては譲ることのできない信念があるようで、今回の危機についても彼なりに考えた上で協力してくれているようだ。細い見た目の割には大食漢。』
※ゲーム内図鑑より引用
概要
『文豪とアルケミスト』にて、文豪小林多喜二がプレイヤーであるアルケミストにより転生させられた姿。レアリティは「無地」。
壮絶な史実によるトラウマからか顔を隠すためのフード付きパーカーとゴーグルを着用するなど、警戒心の強い部分が多いが、本来は明るく優しい性格であることが台詞や回想から窺える。
ゲーム内でのキャラクター像
目深にフードを被った、陰のある青年。普段は図書館の中で隠れ潜むような行動をしている。
表情に乏しいが、昔馴染みの前ではリラックスした表情も見せる。
細身ながらかなりの大食漢であり、自身から「いっぱい食べる」と宣言している。
ロード画面の会話では織田作之助にその健啖家ぶりを驚かれると同時に「その胃袋の中、宇宙に繋がっとるんちゃうか?」と言わしめるほどである。
武器は蟹のハサミを模したような巨大な大鋏であり、著書「蟹工船」のパロディと思われる。
交友関係
同じプロレタリア文学を書いていた中野重治、徳永直とは今も良き友人関係である。
また小説家として、人生の先達として、導いてくれた志賀直哉をいたく尊敬しており、向こうからも放っておけない弟子として何かと構われている。同じ白樺派の武者小路実篤や有島武郎とも親交を深めており、特に有島はその思想に共鳴している。
また生前の面識はないが、好んで著書を読んでいたという詩人石川啄木とは、何かと隠れ場所で鉢合うことから妙な共感を抱かれている(最も小林と違い、こちらの逃げる理由は完全な自業自得だが)。