概要
ちなみにわためもるしあもタンバリン系列の技を披露したことはないため、かなり意外に思う人もいるかもしれない。
このコンビにはなんと歌詞(イメージソング)が存在しており、
『Hey!HeyHey!タンバリン倶楽部!』
『あいつの明るさ(※)サンシャイン!』
(これを繰り返す)
※ここに関しては後に二人が歌った際には『あいつの頭はサンシャイン!』となっており、どちらが正しいのかハッキリしていない。
というこれまた大分トチ狂った歌詞だったりする。
元ネタ
元ネタになったのはホロライブ公式YouTubeアカウントが公開しているアニメ『見るの禁止!』から。
この回では初っぱなからテレビを0距離で見ているるしあとわためを癒月ちょこが机の上になぜかあったタンバリンで二人の頭をぶっ叩くところから始まる(一回目に「ちょっと、テレビから近すぎ。もっと離れて」と指摘し、「はーい」と言われたまではいいがそれでも距離が離れず、二回目に「こら、さっき返事したでしょ!離れなさい」と強めに言い、それでも「はーい」と言うだけで離れなかったため、三回目に「るしあ様、わため様、何食べたい?」と聞いたところ「はーい」と帰ってきたことで容赦する必要がなくなったため)。
次の日にちょこが事務所に来ると大空スバルから「るしあとわためがテレビにかじりついてる」と言われ見てみると本当にかじりついていた(比喩とか言葉のあやとかじゃなくマジで)ため、テレビの電源を切ることで二人を強引に引き剥がした(スバルから「セミか!」と突っ込まれたのは言うまでもない)。
またまた次の日にちょこ先生が入ろうとして二人を思い出し、「一度見てみるか」とこっそり扉を開けると、二人がくしゃみをしたと同時に上からタライが降ってきて直撃(ちょこは「ドリフか!」と突っ込んでいる)、その後わためから「そろそろだねるーちゃん!」と進言がありちょこが「(テレビの時間ね……毎日毎日何をそんなに……)」と愚痴っているとるしあが、
るしあ「翌日タンバリン倶楽部の時間!」
ちょこ「(何それ!?)」
るしわた『Hey!HeyHey!タンバリン倶楽部!あいつの明るさサンシャイン!Hey!HeYHey!タンバリン倶楽部!』
その常軌を逸脱した何かを見たちょこはすぐに扉を閉め、
「ちょっと、楽しそうじゃない……」
と少しだけ嫉妬するのであった。
なお、前述したタンバリンが机の上に置いてあったり、音源らしきものが序盤で流れていたりとある程度の伏線はあったが、こんな展開は視聴者にとっても想定外だったらしく、コメント欄では失笑と爆笑が飛び交っていた。
なお、これが好評だったのか、2021年11月10日に配信された『【Jump King】超鬼畜ゲームで並走対決!?では、わためが並走中のるしあにタンバリン攻撃(わため曰く『精神攻撃』)を浴びせており、るしあが本気でビビるかなり珍しい光景が見られた。
しかし……
2022年2月24日、なんやかんやあってカバーのプレスリリースにて社内情報の第三者への漏洩や関係各所への虚偽の申告など契約違反行為があったことを理由に、同日付でるしあは契約解除・活動終了となったと発表された。
……分かりやすく言うなら、るしあがホロライブの世界からなんやかんやあって追放されたということである。
この悲報はわための元にも届いていたようで、2022年3月2日に配信された『【お礼配信】ボイトレ頑張ったあとはおしゃべり!』では、
「そうだね、これからも元気にタンバリンを叩いてほしいなって……タンバリンは叩くよ、だって…あの~、メン限スタンプでね、追加するつもりでもう作っちゃったからねタンバリン。タンバリンは悪くないよね。読んでもいいし読まなくてもどっちでもいいよって書いてあった。そうだよ、今までの楽しい思い出が消えるわけじゃ……ないんよ、そうやそうや。ね、いつかジャンプキングだってやるしね、やりたいと思っているよ。これからも奏でていこうタンバリン」
というどこか割り切ったようなコメントを残している。
ただ、それでも大切な仲間を失ってしまったことへのショックは少なからずあったようで、2023年にタンバリンに代わる新たなネタが習得されるまでの間、わためはかなり悲しく寂しい精神状態に追い込まれることになる……。
ちなみに、タンバリン倶楽部は後にるしあとも交遊経験の長い白上フブキとさくらみこが再結成することになるのだが、それはまた別のお話。
余談
るしあとわためは、実はイラストレーターのしぐれういが何らかの形で関わっているという繋がりがある(ういとわためは声質が非常に似ていること、さらにビームを使えること、るしあとういはなし崩し的にハンバーグにした者とされた者という関係性)。
なお、ういがるしあの追放について知っているかは不明だが、少なくとも何らかの形で既に知っている可能性がある(わためや娘の大空スバル、ちょこ、そしてるしあと同じ三期生である宝鐘マリンなど、ホロライブメンバーとの繋がりが非常に多いのもそれを助長しているため)。
(仮に知っていた場合だが)あえてういがそれを配信などで言っていないのは(ハンバーグにされたとはいえ)スバルやわためがお世話になっていたこと、わためも言っていたようにるしあとの楽しい思い出を上書きしたくないからというのも大きいのだろうか。
『見るの禁止!』でわためが「そろそろだねるーちゃん!」と呼んでいるが、本人曰くこれはアドリブなんだとか。マジかよ。