説明
相手が言ったことを誤って聞いてしまうことである。
主に発言者の滑舌が悪かったり、遠くからだったり、本人の疲労度や聴覚・理解力、騒音下という状況下で起きる。双方の状況が判断しづらい電話などでも起きやすい。
同音異義語や似た言葉はもちろん、地域特有の方言やアクセントで誤解となる場合もある。
洋楽の聞き間違いをネタにしたタモリ俱楽部の空耳アワーがあるが、空耳とは本来は幻聴を意味する。
このため聞き間違いを空耳と呼ぶのは誤用にあたる。
日常なら笑い話で済むが、作業中などの聞き間違いによって大事故に発展する場合もあり、航空管制官や軍事作戦においてはNATOフォネティックコードを用いたり、ハンドサインや文字・ボードなど聴覚に頼らない他の情報を用いたり併用する場合もある。
しっかり聞こえていても、相対位置や思い込みによって異なる解釈をする場合もあるため要注意。
(例:自分から見て右側=相手から見て左側など)