概要
人外萌えの巣窟で有名な『オーバーロード』の腐女子用検索避けタグ。
一応、出て来る萌えの種類を人外と一括りしているが、大雑把に分類しても、鳥、スライム、植物・タコ・ゴーレム・巨人・悪魔・虫・竜など多岐にわたり、さらに悪魔は悪魔+山羊(バフォメット)・最上級悪魔+カエル・上級悪魔+イノシシなど、一つの分類でより細かい細分化をするまでとなっている。(作中に出て来る女子も、ほとんどが人外女子であるのも特徴。一番多いのはホムンクルス女子。他にはサキュバス・吸血鬼・ドッペルゲルガー・虫・機械人形など)
何分、重要キャラクターとなる《至高の四十一人》全員が人外の上、彼らが個別に作成したNPCも、一人だけ合法ロリがいるだけで、あとは人外である。
主要キャラクターはもれなく人外ばかりという作中に置いてもっとも特徴的な事と言えば、亜人やただの異形ならばまだしも、ナニもないであろうスケスケの骸骨にさえ萌えを見出す腐女子の業の深さは、いっそ称賛に値いする。これによって玉姦なる新しい言葉が生み出されることになるとは・・・・・原作者も予測していたのかどうか。
カップリングの種類。
一言で言って、カオス。
先程述べた《至高の四十一人》の内訳は、男38人・女3人。ただし、あくまで男性プレイヤーが38人というくくりなので、アバターとして女性・両性・無性の可能性がある(未発表人物がいるので否定はできない)。特に、女性にも一人だけ詳細不明人物がいる。
作中世界の性別は単性・無性・両性の四種類なので、中身が男でもアバターが女という公式にょた化もあれば、中身が男なのにアバターが両性というのも何一つ不思議ではない。
それどころか、公式で男の娘がいる。
個人にしても、『昨日の受けが今日の攻め』『今日の攻めが次の日にはふたなり化して同時に責められる』などと言った具合に、読み手によってその人物か攻めか、受けか、ふたなりかどうかという解釈が幅広く、キャラクターの大半が等しく受け・攻めを経験済みという珍しい事になってるのが特徴。もはやも星の数だけカップリングが存在すると言って良い。
一例
アインズ | ||
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カップリング名 | 攻 | 受 |
コキュートス | アイコキュ | コキュアイ |
マーレ・ベロ・フィオーレ | アイマレ | マレアイ |
デミウルゴス | アイデミ | デミアイ |
セバス・チャン | 未確認 | セバアイ |
パンドラズ・アクター | アイパン | パンアイ |
デミウルゴス | ||
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カップリング名 | 攻 | 受 |
コキュートス | デミコキュ | コキュデミ |
マーレ・ベロ・フィオーレ | 未確認 | マレデミ |
ヤルダバオト | デミヤル | ヤルデミ |
ウルベルト・アレイン・オードル | デミウル | ウルデミ |
セバス・チャン | デミセバ | セバデミ |
ウルベルト・アレイン・オードル | ||
---|---|---|
カップリング名 | 攻 | 受 |
アインズ | アイウル | ウルアイ |
たっち・みー | ウルたち | たちウル |
ヤルダバオト | ヤルウル | 未確認 |
デミウルゴス | ウルデミ | デミウル |
武人建御雷 | 未確認 | ぶじウル |
たっち・みー | ||
---|---|---|
カップリング名 | 攻 | 受 |
アインズ | たちアイ | アイたち |
ウルベルト・アレイン・オードル | たちウル | ウルたち |
ペロロンチーノ | 未確認 | ペロたち |
アルベド | |
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カップリング名 | 攻 |
アインズ | アルアイ |
鈴木悟 | アル鈴 |
玉姦
腐バロが生み出した究極のカオス。はっきりとした時期は定かではないが(詳しい事情を知っている人、情報プリーズ)、支部では2018年2月7日に、初めて『玉姦』というタグが使用された。
通常、スケルトン系人外というのは、ナニが付いて無ければアレが無い。精々、骨盤等に刺激を与えて『されている』という間隔にもだえるか、骨で出来たナニを生やすのが定番だった。
だが、アインズは腹部に謎の赤い球体が存在している。一応、作中の超強力アイテム二百個の一つなのだが、何故か装備したら取り外せなくなっという、どこかのゲームの某アイテムがごとき強制力である。
『玉姦』とは、そのアイテムを使い、性器と同じ効能を持たせたシチュエーション名なのだ。
使い方は謎の赤い球体・通称『モモンガ玉』にナニを入れてしまうと言う、発想の究極進化である。
『玉姦』の登場により、それまで骨で出来た魔法のナニや魔力で出来た不可視のナニで相手を攻めたり、骨盤等に攻めがナニを擦り付けた時の骨振動で感じていた(場合によってはそれもないが)作品は、今ではアインズ受け=『玉姦』という図式が大定番化している。
括りとしては男同士のBLという前提にもかかわらず、骨盤からの挿入角度がどうしても女性と同じ角度になってしまう事と、モモンガ玉が謎アイテムという公式情報を応用して、いっそ妊娠・出産してしまえという、アインズ様カントボーイ化もある。
このように、ただでさえカオスなカップリング事情を更にかき回す『玉姦』の存在は、オーバーロード独自の腐女子用語として定着したのであった。