概要
1913年開業。開業当時は上高井戸駅だった(立地的にも南烏山と上高井戸の境目に位置する)が、1937年に駅の近くにある公園・蘆花恒春園(作家徳冨蘆花旧宅とその庭園が当時の東京市に寄贈されて開園)にちなんで現駅名になった。
京王の同区内の駅でも駅周辺は閑静で、商業施設も少なめな傾向にある。
そのためなのか利用者は少なく、両隣の八幡山駅と千歳烏山駅が快速停車駅なのに対し、こちらは通過する。
駅名の割には蘆花恒春園は歩いて15分の距離にあるためかなり離れており、さらに快速停車駅の八幡山駅からとほとんど距離的にも変わらないため、完全に八幡山に名前負けしている駅と化してしまっている。八幡山駅にはロータリーはないが…
2009年に橋上駅舎化するが、元々京王は踏切の解消を目指していたためか簡素な造りとなっており、2018年に高架化工事に着手している。
駅構造
京王線(KO11)
相対式2面2線の地上駅。
利用状況
- 2021年(令和3年)度の1日平均乗降人員は12,011人である。
年度別
年度 | 乗降人員 |
---|---|
2008年(平成20年)度 | 13,732人 |
2009年(平成21年)度 | 13,712人 |
2010年(平成22年)度 | 13,656人 |
2011年(平成23年)度 | 13,656人 |
2012年(平成24年)度 | 13,810人 |
2013年(平成25年)度 | 14,057人 |
2014年(平成26年)度 | 14,186人 |
2015年(平成27年)度 | 14,433人 |
2016年(平成28年)度 | 14,429人 |
2017年(平成29年)度 | 14,587人 |
2018年(平成30年)度 | 15,020人 |
2019年(令和元年)度 | 14,929人 |
2020年(令和2年)度 | 11,054人 |
2021年(令和3年)度 | 12,011人 |
停車駅
八幡山(KO10) - 芦花公園(KO11) - 千歳烏山(KO12)