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花モデラ

はなもでら

フリーウェアの3DCG作成ツール
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花モデラとは M.Nakahara 氏による3DCG作成用のフリーソフトである。
現在 Ver.1.01 が最新のバージョンとして Vector ソフトでリリースされている。

細かい仕様やソフトのダウンロード等はこちらを参照願います。
外部リンク > http://www.vector.co.jp/soft/win95/art/se134058.html]] 外部リンク > http://www.vector.co.jp/vpack/browse/pickup/pw4/pw004694.html]] 外部リンク > http://www.vector.co.jp/magazine/softnews/000223/n0002231.html]] 外部リンク > http://home.t07.itscom.net/this_is/tpt/jikken.htm]]

概要

 花モデラはレイトレース(光線追跡法)によるレンダリングで、静止画及び動画を作成できるソフトである。

ツールとしての位置付け

 メタセコイアや六角大王と近い機能を持つモデラーソフトであり、ポリゴンでメッシュを形成してモデリングを行う。
 

仕様

画面構成

・初期設定では1画面。スクロールバーの端を左ドラッグすることで画面分割できる。
・プロパティで任意の解像度を指定できる(数値入力)。

プレビュー画面

・ワイヤーフレーム表示と Direct3D 表示を切り替えられる。
 Direct3D (DirectX5~7) に対応。
 (Win7(64bit) で DirectX9 での動作確認 by 筆者)
・パースのON/OFF とカメラの指定/無指定が設定できる。

モデリング

・ツールボックスでプリミティブ(標準セットの基本形状)を呼び出して加工するか、任意の面を作り、それを押し出して立体にしていくかで作成できる。
・ミラー形状は半分だけ作り、あとで面対称という機能でもう半分を作る。
 面対称はテクスチャも反映される。
・ハイポリメッシュとモノクロ画像の bmp ファイルを使って地形を作れる。
 しかし精度は実用的なレベルではないため、あとで手作業の編集が必要。
・デフォルトで背景球が用意されている。パノラマ画像を用意することで継ぎ目のない背景を作成できる。

マッピング

・質感(マテリアル)を用意して選択したオブジェクト及び面に貼り付ける仕組み。
 同じ質感を使い回したり、複数の質感を重ね掛けしたりできる。
・同じようにしてマップ画像を用意して質感に割り当てることができる。
 モデラーにしてはマップの種類が豊富で画像(ディヒューズ)マップ・反射(輝度)マップ・発光マップ・透明(アルファマスク)マップ・凹凸(バンプ)マップ・環境マップを持たせることができる。
 また独自のマップで時間マップ(メッシュ表面の質感にキーフレームを設定した際に、変化に時間差ムラを与える)・波紋(メッシュ表面に波打ったような効果を持たせる)・粒子(オブジェクトからパーティクルが発生する)など、少し変わったものもある。

リギング

・骨格と筋肉という独自のボーンに似たデフォーム機能がある。
 モデルの関節部に骨格を設定し、その間に筋肉を配すことで人体の様なモデルを動かせる。
 (構造例は同梱ファイルの swimmer 参照)

シミュレーション

・パーティクル:ボリュームレンダリングが可能なので湯気や煙の表現が出来る。
 また、任意のファイルを呼び出すことが出来るので、水滴を割り当てて雨を降らすことも出来る。中心点での衝突計算が可能。
・布のシミュレーション:簡易な布の表現が出来る。結果はキーフレームにベイクされる。
・風源:上記のシミュレーションに使うオブジェクト。

レンダリング

・霧(フォグ):プロパティで背景色に設定したフォグを設定できる。深度調節も可。
・画質:1フレームあたりのレンダリング回数が指定できる(主にブラー用の設定)。
・グロー:花モデラ唯一のフィルタ(ピクセルシェーダー)。発光オブジェクト・発光マップにグロー効果を掛ける。
・レンズ口径:被写界深度表現に使う。メタセコイアと同じく焦点を中心にカメラ位置をずらして被写界深度表現を行う。
・フレーム率:1秒当たりのフレーム数の設定。FPS設定。デフォルトで30。

入/出力 対応ファイル形式

・入力:TDF(独自ファイル)/DXF/LWO/BMP
・出力:TDF/DXF/LWO/VRML/X
・出力(静止画/動画):bmp/avi

備考

 このソフトウェアは現在ではバージョンアップも無く、開発が止まっていると思われる。
しかし公開時期が古い割には UI が優秀で操作し易いので 3DCG 初心者にお勧めしたい。

 最近のソフトウェアと比べると劣る所もあり、UVマップや IK の不足に不便さを感じるところもあるのだが、作者一押しのレイトレースレンダリングの品質が他のモデラーソフトと一線を画しており、作ってすぐに反射(周囲の景色の映り込み)や屈折などのレイトレースならではの質感表現を確認できるところがこのソフトの強みである。
 また、使い方によってはこのソフト一本で作品が作れるので、モデラーでありながら実質統合型(モデラー+レンダラー)のソフトであると言える。blender の和製簡易版と見ても問題ないだろう。
 これは余談だが好きなフォントで日本語入力した文字を立体化できるところは、和製ソフトならではの強みかもしれない。

※記事制作者から一言
 このソフトは機械・車・ロボット・建築物の表現に向いている印象です。
 人間型は一応作れますが、MMD のような人体・髪・衣装などの総合的な物理干渉のある動きを表現するには、このソフトだけでは難しいと感じました。

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今の所は特にない様子。

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