概要
草摩の人間の内の一人であり、かつて草摩はとりの助手を務めていた。
「雪が溶けたら何になるでしょう?」とはとりに問いかけ、水になるに決まっていると答えた彼に「春になります」と答えた。(寒い冬に積もった雪が溶ける程季節が暖かくなる→冬から春に変わる)
やがて恋愛関係になった2人であったが、どこかはとりは冷めたような態度であった。(12支の呪いが原因)
呪いによってタツノオトシゴに変わってしまった彼を見ても受け入れたことで、いよいよ草摩家当主である草摩慊人に結婚の許しを請うが………
逆上した慊人によってはとりが傷つけられ、左目の視力をほとんど失ってしまう。
この出来事が原因で「はとりを守れなかった」と、はとりへの愛情ゆえに精神的に病む。
はとりは一番大事な人の記憶を一番大事な思い出を自らの手で消す事になった。
隠蔽術により、はとりのことは「憧れの人」「片想いで終わった」という認識で、別の男性と惹かれ合い結婚が決まった。白木繭子とは親友であり繭子は結婚式に参加したが、はとりは佳菜には重ねがけをしていないとフラッシュバックを恐れて参加しなかった。