おあらすじ
華族、椿小路家長男・俊介の嫁として嫁いだ玲子。
しかしその翌日、夫は息を引き取った。
椿小路家の人々の高貴ないびりが続く中、玲子の中の庶民の血が燃え上がる。
俊介にもらった薔薇の花を胸に、玲子は椿小路家の人々に宣戦を布告する。
「椿小路家は長男の嫁である私が頂く。」
これは女たちの華麗なる戦い――おビンタバトルである。
お概要
薔薇と椿とは、NIGOROが2007年に公開したFLASHゲームである。
華族の女性達による権力争いをテーマにした麗しくも退廃的な雰囲気とは裏腹に、やってることはビンタの応酬による物理的な女の闘いというギャップが大いに受け、全世界で2000万回プレイされカルト的人気を誇った。
また雰囲気とは裏腹にパロディが豊富に盛り込まれており、ツッコミどころ満載であるのも特徴の一つと言える。
2020年にはリメイク版「薔薇と椿 ~伝説の薔薇の嫁~」がスマートフォンアプリとして配信され、2023年9月19日にニンテンドースイッチ版「薔薇と椿~お豪華絢爛版~」が配信開始された。Switch版ではオープニングやキャラクターボイスが追加された他、ジョイコンを振って操作するシステムに変更(携帯モードではスワイプ操作にも対応)された。
その為、Switch版をプレイした人からは『腕が筋肉痛になる』との声がチラホラ上がっている。
ちなみにSwitch版の配信日には任天堂のIndie WorldのHallo!インディーにて登場人物の一人である椿小路家家政婦・三田悦子による本ゲームを紹介している記事が出された(外部リンク参照)。
お登場人物
『薔薇と椿』より登場する人物(CVは「お豪華絢爛版」)
椿小路玲子(つばきこうじ れいこ)
CV:松井暁波
『薔薇と椿』の主人公。
椿小路家の長男・俊介(しゅんすけ)に嫁いだ翌日に俊介が他界し未亡人となる。
元々は庶民の出で、紡績工場務めの経歴を持つ。俊介の死後から椿小路家の人々によるいびりを受けるようになるが、臨終間際の俊介から受け取った赤い薔薇の花を手に奮起し、相続権を賭けた戦いに臨む。
1年後が舞台となる『薔薇と椿2』では椿小路家の当主である「大奥様」の立場となり、玲子への復讐に燃える椿小路家の次女・沙織の挑戦を受ける。
薔薇と椿の公式Xアカウントによると、『薔薇と椿』などのエンディングで玲子が抱えている猫は俊介が飼っていた猫で名前も「俊介」である。鳴き声は「ばう!」
また、同アカウントでは生前の俊介の後ろ姿が公開されている。
椿小路沙織(つばきこうじ さおり)
CV:浅井晴美
椿小路家の次女。未婚。
自身に反抗的な視線を送る玲子のことを「下民の女」と呼び軽蔑している。一方で、時折華族らしからぬ品のない言葉を発し、周囲から注意されることもある。常に家に守られて育った典型的なお嬢様であるためか、力はさほど強くない。
『薔薇と椿2』では主人公となり、敗れた屈辱を晴らし贅沢な暮らしを取り戻すため、物語冒頭で長い後ろ髪をナイフで切り落とし、椿小路家の人々の制止を振り切り、玲子に戦いを挑む。ゲーム化する前の画像では、椿小路椿と書かれている。
「礼儀も何もあつたものぢやないわ。」(1)
「我慢の仕方など教はつてゐません!」(2)
椿小路静香(つばきこうじ しずか)
CV:石田嘉代
椿小路家の長女。遠縁の華族の息子と結婚しているが、夫の影が薄いため椿小路家としての力を保ち続けている。沙織と同じく玲子のことを下民と呼び、「椿小路家を継ぐのにふさわしいのは長女である自分の夫」だと主張する。対戦時には、通常のおビンタだけでなく2連続でおビンタを放つこともある。
『薔薇と椿2』に登場の際には、「大奥様」の玲子に大人しく従う態度を示すようになり、玲子の打倒を目指している沙織をたしなめる。
『薔薇と椿 〜お豪華絢爛版〜』の「静かなる椿の日常」では主人公となり、屋敷に次々と現れる不審な訪問者たちと対決する。物語の中盤では、おビンタを2連発する技「二連撃」を習得する。
「下品な女は出て行きなさい!」
三田悦子(みた えつこ)
CV:浅井晴美
椿小路家に仕える家政婦。椿小路家の会話の様子を天井に張り付いて見聞きする。
玲子の行動に理解を示す一方で、椿小路家の「奥様」である華江に挑むのは早計だとして、玲子に力試しの対戦を申し出る。対戦時には、おビンタではなく掌底打ちで攻撃してくる。
『薔薇と椿2』でも引き続き椿小路家に仕えており、玲子に従う姿勢を批判してくる沙織に対し、「強い者に日和るのが大人の生き方」と諭す。双子の娘である右子と左子がいる。
薔薇と椿の公式Xアカウントでは、毎回天井にいるが、3回とも降り方が違う(2回目は空中浮遊からのふわり落ち、3回目はシャンデリアにぶら下がり、忍者のように着地する)。
椿小路華江(つばきこうじ はなえ)
CV:高橋奈津江
玲子の戦いぶりを見て相続権獲得への強い意志を感じ取り、椿小路家の力を示すべく本気で迎え撃つ。かなりの高齢でありながら、そうとは思えないほどの力を持つ。
対戦時には、おビンタのほか、扇子を用いて攻撃することもある。
『薔薇と椿2』にも登場するが、この頃には老化が進み戦意を失っている。
「私達にはそれを決められないのです。」
椿小路椿(つばきこうじ つばき)
CV:石田嘉代
椿小路家の「大奥様」。極度の肥満体で、言葉は話さず、うめき声のみを発する。
はるか昔から椿小路家を闇の力で支配している存在で、屋敷の4階にある開かずの間に住み着いている。対戦時には、おビンタではなく正拳突きで攻撃してくる。
薔薇と椿の公式Xアカウントでは、椿の痩せた姿が公開されている。また、椿大奧樣の攻撃は一種類しかないように見えるが、クリテイカルの時は瞬時に指関節を曲げて二度の衝撃をぶつけている。ゲーム化する前の画像では、沙織の画像でこの名前が書かれている。
『薔薇と椿2』より登場する人物
CV:廣川裕希
成人の暁として家政婦見習いを務めている。三田悦子の双子の娘で、右子が長女、左子が次女。
母・悦子と沙織の戦いを物陰から見ており、玲子に反旗を翻した沙織の実力を見極めるべく二人揃って戦いを仕掛ける。対戦時には二人が横に並び、二人で同時に、または時間差でおビンタを行う。
なお、『薔薇と椿 〜お豪華絢爛版〜』の「復讐の白い椿」では画面下の名前表記の順番が「三田右子・左子」となっているが、実際は左側にいるのが左子、右側にいるのが右子である。
『薔薇と椿 〜お豪華絢爛版〜』の「ワールドユース編」では右子が主人公となり、家政婦見習いの卒業試験「デス・クイーン・サアキツト」に臨むため世界中を巡り各国の代表者たちと対決する。物語の中盤では、悦子が用いていた技「お掌底」を習得する。(悦子とは構えが違い、横には振らない)
春日向日葵(かすが ひまわり)
CV:高橋奈津江
沙織と静香の従姉妹。瞳を赤く光らせた怪物のような姿で、おビンタを放つ右腕の筋肉が発達している。会話の場面では怪物のような声を発する。神学校を卒業して早々に椿小路家に戻り、華江から勧められて沙織と対決することになる。
薔薇と椿の公式Xアカウントでは、怪物のようになる前の姿が公開されている。
※『薔薇と椿』と『薔薇と椿2』はリメイク版になっている。
『薔薇と椿~お豪華絢爛版~』より登場する人物
「お練習」の登場人物
越智宇トリヱ(おちう トリヱ)
CV:朝比奈幸
椿小路家で淑女養成を担う女性。
ゲームの初回起動時や「ワールドユース編」「静かなる椿の日常」の中盤に登場し、おビンタなどの技の基本操作を対戦形式で指南する「お練習」を行う。
頭に豆腐を載せており、どれだけおビンタをしたり相手のおビンタを受けたりしても豆腐を落とさないという技を持つ。
「ワールドユース編」より登場する人物※
栗戸アポ子(くりと アポこ)
CV:儀武ゆう子
亞米利加(アメリカ)の代表。日系ハーフ。
アメリカンスタイルと称してボクシンググローブをつけた拳で対戦を始める。
対戦では右パンチと左右連続のパンチを織り交ぜて攻撃する。また、一定のダメージを受けると、体勢を低くしてガードし、おビンタをかわそうとする。
CV:石田嘉代
英吉利(エゲレス、イギリス)の代表。ブルボン王家の血筋。
英吉利のおビンタで使われる由緒正しき道具としてテニスラケットを構えており、素手での対戦を申し出る右子に対し、爪が割れるからと言って却下する。
対戦ではラケットをスイングして攻撃する。ラケットを振りかざした状態でフェイントをかけることもある。
ビンタ座の星子(ビンタざのせいこ)
CV:立石めぐみ
希臘(ギリシヤ、ギリシャ)の代表。仮面で顔を覆っている。
希臘の聖域を守る立場にあり、自らの拳は空(くう)を裂き岩をも砕くと豪語する。
対戦ではおビンタと掌底で攻撃する。一定のダメージを受けると仮面が外れ素顔が現れる。
なお、対戦後にはビンタ座と思しき星座が表示されるが、実際にはビンタ座は存在しない。
楽師由美(らくし ゆみ)
CV:水口まつり
印度(インド)の代表。椿小路家の家政婦修行のため印度に派遣されている。
長い修行の末に習得した秘技を使い、ラクシュミーのように腕が4本になる。
対戦では右の2本の腕による2発同時のおビンタ、またはタイミングをずらした2連続でのおビンタを行う。
CV:朝比奈幸
中国の代表。中国の椿小路家支所で家政婦をしている。萌えキャラクターのような外見で、会話時には萌え声で話し、右子から世界観を守ってと注意される。
対戦時に一定のダメージを受けると顔(お面)がひび割れて素顔が現れ、同時に凛々しい態度と口調に一変する。また、これ以降には攻撃手段に正拳突きと蹴り技を用いるようになる。
初期案ではお面に関する設定がなかったが、「萌え文化を茶化したキャラとしてはインパクトが弱い」ということで現在の形になった。
家政婦A CV:石田嘉代
家政婦B CV:廣川裕希
家政婦C CV:儀武ゆう子
椿小路家の屋敷の広間で噂話をする家政婦たち。対戦相手ではなく物語冒頭の端役として登場する。
なお、この場面には家政婦がもう一人おり、当初は声をつける予定だったが、プロ声優たちの邪魔になるとして採用が見送られた。
※以前に『薔薇と椿3』として企画されたものの、お蔵入りとなっていたシナリオである(公式Xより)。
「静かなる椿の日常」より登場する人物※
根地巻しのぶ(ねぢまき しのぶ)
CV:朝比奈幸
椿小路家の屋敷を訪れた牛乳販売員。
元は華族だったが現在は落ちぶれた状況にあり、静香に対して、牛乳を買わなければ飢え死にして末代まで呪う、と脅迫まがいの言葉で押し売りしようとする。
対戦時には、おビンタのほか、左腕に抱える牛乳瓶で殴りかかることもある。
その正体は、古に栄えた華族である唐栗(からくり)家の末裔で、椿小路家の乗っ取りを目論んでいる。後に忍装束の姿で現れて再戦を挑み、おビンタと2本指の目潰しで攻撃する。
諏訪クロ江(すわ クロえ)
CV:立石めぐみ
椿小路家の屋敷を訪れた新聞販売員。元バレエダンサーで、自称「元バレエ界の黒鳥」。
落ちぶれた現状を立て直し家を再興するために華族から金を得ようと考え、野球のチケットや洗剤をおまけにつけると言って新聞を購入させようとする。
対戦時には、バレエの回転をしながら、丸めた新聞紙を叩きつける。
その正体は、根地巻しのぶと同じく唐栗家の末裔。物語の終盤で再び姿を現す。
次皿愛(つぎさら あい)
CV:儀武ゆう子
椿小路家の屋敷に忍び込んだ鍵開け師(当人曰く「鍵を開けること以外には興味がない」)。
その正体は、唐栗家の末裔であり、前述の根地巻しのぶ、諏訪クロ江と協力し椿小路家の秘密を盗み出そうと企んでいる。
対戦時には、おビンタの他、左手に握っている「おバールのようなもの」で殴りかかることもある。
メカ椿(メカつばき)
CV:水口まつり
椿小路家の屋敷に秘蔵されていた巨大からくり人形。椿小路椿を模したような造形をしている。
根地巻しのぶ、諏訪クロ江、次皿愛の3人が内部に搭乗し、それぞれの家系に伝わる奥義の力で操作を行う。
対戦時の攻撃パターンは椿小路椿と似ているが、ロケットパンチを放って攻撃したり頭の位置を移動しておビンタを避けたりといった独自要素がある。
※本作のために新たに作成されたシナリオである。
『薔薇と椿とLA-MULANA』『薔薇と椿 〜ラムラーナ編〜』の登場人物
CV:儀武ゆう子
主人公。ラ・ムラーナ遺跡で3000年の眠りから覚めた3019歳の古代人。外見は若い娘のような姿。
原作では『LA-MULANA』のリメイク版から追加されたキャラクターである。
『LA-MULANA』のヒロインを自称しており、他のヒロイン候補を倒すため戦いを挑んでいく。原作に関するメタフィクション的な言葉を多用し、誇張した自己紹介や対戦相手への暴言を淡々とした口調で行う。対戦終了後には即座に眠りにつく。
本作における通常の服装は『LA-MULANA』で着用していた古代的なものだが、『薔薇と椿 〜ラムラーナ編〜』の最終戦では『LA-MULANA2』の現代的な服装になる。
CV:石田嘉代
遺跡の地上で店を営む店員。
ムーブルクと同じくヒロインを自称し甘えるような口調で話すが、ムーブルクから「オバサン」呼ばわりされると「ねぶるぞコラァ!」と原作同様に怒声を上げ鬼の形相になる。一方、ムーブルクの勝利後にはムーブルクから「公式サイトのキャラ紹介にもいないババア」と罵倒される。
幽霊シスター
遺跡の「迷いの門」のエリアを徘徊している修道女の姿の幽霊。
本作では『薔薇と椿とLA-MULANA』にのみ登場する。自分は幽霊なのでビンタは当たらないと主張するが、ムーブルクは古代の不思議な力を用いてビンタを当てる。
CV:立石めぐみ
遺跡の妖精たちを束ねる女王。『薔薇と椿とLA-MULANA』での名前表記は「妖精女王」だが、『薔薇と椿 〜ラムラーナ編〜』の対戦時には「フレイヤ」と表記される。
ムーブルクは自身の小さい胸とフレイヤの胸を見比べて敗北感を覚えるが、フレイヤが言い放った「小娘」という罵倒の言葉に対してムーブルクは少し喜ぶ。
妖精ピンク CV:浅井晴美
妖精ブルー CV:水口まつり
妖精グリーン CV:朝比奈幸
妖精イエロー CV:松井暁波
遺跡の冒険者を手助けする妖精たち。原作ではそれぞれ「回復妖精エイル」「武器妖精カーラ」「お宝妖精エルルーン」「鍵妖精ヘリヤ」という名前がついている。
倒されたフレイヤの仇討ちのため、4人で結束してムーブルクに立ち向かう。一方、ムーブルクからは虫呼ばわりされる。
対戦の通常時に姿を現しているのは妖精ピンクのみだが攻撃の際に他の妖精が現れ、全員揃って攻撃を繰り出すこともある。
原作の『LA-MULANA』では、四賢者の言いつけにより選ばれた存在の手助けをする。主人公・ルエミーザが持っていた「コナミの占いセンセーション」のROMを目印にする。体力を回復する通常の妖精(髪と回復の仕方が異なる3種類存在)のほか、特定の宝箱や入口を開ける鍵妖精という存在がある。
アレンジ版では妖精女王に、あるアイテムを証として所持していると妖精の手助けを受けることができる。オリジナルと同じく4種類だがバリエーションが増え(回復妖精は1種類のみになった)、ルエミーザが装備しているものと同じサブウェポン(ただし拳銃は対象外)で援護する武器妖精と、アイテムドロップ率が上がるお宝妖精が追加されている。
続編『LA-MULANA2』では、妖精王フレイに認められる事で協力してくれるようになる。ただし最初は回復妖精のみで、残りの武器妖精・お宝妖精・鍵妖精は遺跡の各地の妖精ギルドショップに捕らえられている。また武器妖精は性能が変更され、敵や破壊可能オブジェクトに近づいて自動的に攻撃するようになった。
CV:浅井晴美
遺跡の「次元回廊」を守るガーディアン。下半身が蛇のようになっている。
不明瞭な言葉を発しながら現れ、ムーブルクはその内容を理解できないまま対戦を開始する。
なお、ティアマトの台詞のテキストには、原作に登場する古代文字「LA-MULANA文字」が使用されている。対戦時には、ビンタのほか、周囲に漂う複数のリングから極太レーザーを一斉に発射する原作の技を用いる。
ルミッサ小杉(ルミッサこすぎ)
CV:石田嘉代
『LA-MULANA2』の主人公。前作主人公である父・ルエミーザ小杉と同じく遺跡を探索する。本作では『薔薇と椿 〜ラムラーナ編〜』より追加された。
対戦前のイベントシーンでは言葉を発することなく姿を現す。ムーブルクからは「ルミッさちゃん」(「さ」はひらがな)と呼ばれる一方で、そのいかつい体型からゴリラ呼ばわりされ、不機嫌になる。対戦時には、ビンタのほか、鞭による強力な攻撃も行う。
余談(公式Xアカウントからの豆知識)
- 椿小路家ではティーカップでうどんを頂いている(華族であるためか、ワイングラスでもいいらしい)。
- テーマソングで沙織さんが赤い薔薇を持っているが、これはチェックミスである(薔薇をコテンパンにしてやるという意思表示でも見てもいい)。
- おシナリオ2の最後の戦いの曲でのコーラスの歌詞は「Rose and Camellia, love and hate. Rose and Camellia, slap and slap.」と歌っている。
- 古い『薔薇と椿』のエンディングでは男性が登場していた。執事と静香さんの旦那さんである。しかし、リメイク版では、徹底して女性のみにしようということになった。
- 椿小路三姉妹は登場のたびに着替えしている(華族の女性としては)。
- このゲームで一番最初に足を出したのは左子さんである。(おシナリオ2にて)
- 古い『薔薇と椿』のエンディング2では椿大奧様らしきものが写っていたが、怖すぎるし意味がわからないので消したという。
- おシナリオ4の2人目(諏訪クロ江)は没デザインがある。マロ眉毛にするなど工夫があるが、お婆様キャラとして華江奥様にインパクトで負けてしまうのと、描いてて楽しくないので没になった。
- おシナリオ3に出てくるウィン・ブルボンは、ブルボン家は「フランスでは?」などと言われているが、ブルボンは滅んでてウィンさんはお末裔である。
- ゲーム中で椿小路家内として使われている背景素材は、だいたい佛蘭西(フランス)のベルサイユ宮殿である。
- 絵描き師には波がある。描いていて楽しい時と、なぜ描いているのか分からなく苦しい時である。妙な動き・動きのないアニメの箇所が、その谷の時期に描かれたものである。
(他の豆知識については、お個別記事・薔薇と椿の登場人物を参考にしてくださまいまし)
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- LA-MULANA:NIGOROがリリースしたアクションゲーム。後にコラボゲーム「薔薇と椿 ~LA-MULANA編~」が配信され、Switch移植版にも収録された。
- ファタモルガーナの館:Novectacle制作のサスペンスホラーADV。コラボゲーム「薔薇と椿とファタモルガーナ」が配信された。
- パンチアウト:任天堂のボクシングゲーム。「相手の行動や攻撃パターンを覚えて回避し、こちらの攻撃を的確に当てていく」というゲームシステムから、この作品を思い出すプレイヤーもいる模様。