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蛇矛

じゃぼうまたはだぼう

中国の長柄武器の一種。 炎のようにうねる刃を持った矛で、その形状が蠕動する蛇に見えることからこの名が付いた。 古典伝奇小説『三国志演義』に登場する蜀の猛将・張飛翼徳の武器として有名。

蛇矛(蛇鉾)とは、中国の一種である。


概要編集

 のようにうねる刃が特徴的な矛の一種。

 王朝時代に登場し、西洋のフランベルジュ同様、その切り傷は完治が遅く、下手をすれば感染症を伴って壊死するため、武器の性能としては非常に凶悪である。

 加えて矛であるため、リーチ面ではフランベルジュ以上であり、形状にもよるが斬撃のみならず刺突にも有効という一面もある。


 古典伝奇小説三国志演義』に登場するの猛将・張飛の武器として有名であるが、先述通り、蛇矛自体は明代の代物であり、呂布方天画戟と同様に創作による後付け設定とされている。


 昨今では切っ先が口をあけた蛇の頭のように偏平(もしく二又)にされることが多い。


関連タグ編集

武器

フランベルジュ 方天画戟

三国志 張飛

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