ゲーム『テイルズオブエクシリア2』の重大なネタバレを含みます。閲覧する際にはご注意ください。
『カナンの地』への最後の道標であったヴィクトルを倒し、分史世界を破壊したルドガーたち。それにより空に『カナンの地』が遂に現れるのだった。
しかし行き方がわからなく悩んでいる所にクランスピア社の社長であるビズリーが現れ、方法を知っていると。カナンの地へ行く方法を知るために、一度クランスピア社へ戻るパーティー達。その際、エルがみんなから離れ、どこかへと消えてしまう。とりあえず社へ向かうと、そこにビズリーの姿はいなかった。代わりにビデオだけが残されており、ビズリーは既に自分だけカナンの地へ向かったのだという。
カナンの地へ行くには『魂の橋』を渡らなければならない『魂の橋』はすなわち、『クルスニク一族の命』。ビズリーはクルスニク一族である『エルの命』を代償にカナンの地へ向かったのか……
そして、マクスバードに急ぐルドガー達。そこには彼の兄であるユリウスがいた。実は自分がルドガー達をカナンの地へと渡らせるための魂の橋になる事を予め決めていて、ジュードをはじめとした仲間達も既に知っていた。しかし、ルドガーの選択は
「嫌だ!!、嫌だ!!、嫌だ!!」
「兄さんを殺せない……」
とユリウスが犠牲になる事、彼を殺す決断を下せなかった。兄ユリウスの命を取るのか、それとも…………
ルドガーは選んだ。
仲間を殺してでも、兄を守ると
「うあああ~~~~~っ!!」
ユリウスに背を向けて、仲間達に武器を構えるルドガー。
辛くも仲間達を殺害したルドガーだったが、ユリウスは時歪の因子化の進行により倒れてしまう。全てを投げ打ってまで兄を守った弟の顔や体には返り血が付いていた。