概要
CV:遊佐浩二
医療技術や新薬に関する発明特許を持つクランスピア社のドクターエージェント。
ユリウスと並び称される有名人だが、非認可の技術で治療を行い大金をせしめているという黒い噂もある。ルドガーとエルを治療し2000万ガルドもの法外な借金を負わせた張本人。彼のせいでルドガーとプレイヤーは一定ごとに借金支払いの催促を迫られる羽目になる。『リバース』のサレや『ラタトスクの騎士』のアリスちゃんと良い勝負ができそうなくらいの残虐な性格の持ち主。
社交的な言動の裏に金と名誉への異常な執着を秘めている。またトップエージェントの座をめぐってユリウスにも黒いライバル心を抱いている。
ゲーム本編ではフルネームは明かされず、公式資料集によるとフルネームは「リドウ・ゼク・ルギエヴィート」。
中盤では分史ミラを犠牲にすることで死においやり、正史世界のミラ=マクスウェルを呼び出すという非道な行為を行い、ルドガーと彼女と最も親しかったエルに深い心の傷を負わせた。
終盤では再びルドガー達と激突。イバルとのタッグで激闘を繰り広げたが敗北。敗北後、魂の橋をかけるためにリドウを連れてくるようにビズリーの命令を受けたエージェントに骸殻能力を封じられ身動きが取れなくなったところを「くっそおおおおおおッ!!」と叫びながら引きずられながら連行され出番は終わる。その後、ユリウスの口からビズリーによって魂の橋を架けるための生贄にされたことが語られる。このため、彼の最期は直接描写はされない。
自身が分史ミラを生贄にしたように、最後は彼もまた他者の目的のために生贄にされることでその生涯を終えるという因果応報のような末路を迎えることとなった。
なお彼が死亡したことやビズリーが金融会社に圧力をかけたことにより、最終的には借金を支払う必要はなくなる。…………まあその場合事実上の踏み倒しになるのだが。律儀に支払うか、めんどくさいので踏み倒すかはプレイヤー次第。
戦闘スタイルは医療用ナイフを6本用いた接近戦が得意。また、体内にある医療用黒匣の力を使って「バイエル・ベオネット」などの風属性の術も使ってくる。
また、彼もクルスニク一族の子孫であるため、骸殻が使える。
秘奥義は「スパイン・ビュート」であり、レベルが低いと一発で倒れることもある。