西洋画
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せいようが
西洋から伝わった描画材料・技法によって描かれた絵画。
西洋で生まれた技法や材料で描かれた絵画。たいてい、油彩画をイメージされることが多く、狭義にはこちらを指す。
種類のわけ方には、いくつかあり油絵や水彩画、パステル画、銅版画が挙げられる。表現法では対象物を具体的に描く「具象画」、そうではない「抽象画」がある。
絵の具は油絵具を用いる。描写はきめ細かく、陰影を付けディテールまで細かく表現する。
起源は古代人が描いた洞窟壁画に遡る。キリスト教が広まると、聖書の内容を表現した絵画が教会などに飾られた。ルネサンス期になると、写実的な表現法が求められるようになり、科学的な分析により技法の発展が促された。19世紀までこうした写実的な表現の流れが続いたが、20世紀になると、これら写実にとらわれない新たな潮流が生まれ、現在に至る。
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