プロフィール
人物
イルマ女子美術高校初の自主結成レギオンであるハコルベランドに所属であり、左サイドの司令塔。CHARMは左利き。
自信に溢れた性格。舞台でのセリフから、愛が重い少女と言われることも。
御台場迎撃戦には不参加だが、清澄白河イルマ本校防衛戦での奮闘、埼玉方面の大規模ネスト狭山湖底ネストとの戦いや霞ヶ浦防衛戦で名を広め、そこから「イルマの太陽」と呼ばれるようになった。そのためこの二つ名に誇りを持っている。
初等科からイルマに通っている生え抜き。早いうちから一之宮・ミカエラ・日葵をライバル視し、将来イルミンシャイネスの司令塔になれるよう切磋琢磨した。
しかし早熟した日葵には勝てず、中等科予備隊でTZのセンターの日葵に対し、佐保は左サイドのBZだった。
佐保的にはかなり屈辱的だったが、彼女のリリィとしてのスタイルは認めていた。また当時の日葵はイルマの規律に重んじた戦い方をしていたが、彼女を見てきた佐保は早いうちから「日葵は規律から解き放たれて、自由に戦った方が真価を発揮出来る」と見抜いていた。
その後、御台場迎撃戦を経験した日葵は「自由で華麗な戦い」を追い求めるようになり、佐保は日葵の意見に賛同。神郡鞠萠らと共に日葵側に付いたが、結果は日葵が転校することとなり、逃げるようにイルマを去った日葵に激怒している。そして自分も一緒に行くと話すも、日葵に止められたことでイルマに残留した。
なおこの時、色んな意味で重い言葉を投げかけている。
「日葵どういうつもり?!!鞠萠やわたくし達だけじゃないわ!意見を違えてはいるけど海七や煌椋たちイルミンシャイネスの皆に失礼よ!最後まで戦いなさいな!」
「わたくし達から逃げるのというのね!すくたれもの!」
「どこへ行くというの?逃がしはしないわ、わたくしも貴女についていき見届けますわ」
最後はかなり重くなっているが、初等科の頃からライバルだった彼女だったからこその言葉だろう(それにしても重いが)。
最初の言葉に関しては、イルマ四天王問題の根本を解決せず、彼女の言うように逃げるように去っているため正論である(責められていた日葵は何も言えなかった)。
戦闘スタイル
イルマのリリィらしいデュエルベースの能力を持つ。CHARMフリップ(CHARMをくるくる回すこと)をすることが多いが、彼女の場合はフェイントとして使うこともあるため、フリップには見えないことも。
彼女も鞠萠と同じく、左限定だがAZ・TZ・BZの適性を持つ、縦方向に戦場を支配する司令塔。
基本的には鞠萠が全体の司令塔なのだが、ハコルベランドの十八番である5トップシフトでは鞠萠がAZに上がるため、5トップシフトではBZからTZに上がった佐保が全体の司令塔を務める。このスタイルは御台場女学校の藤田槿と比較される事がある。
使用CHARMは第3世代のフラガラッハの変形機構を参考にした天津重工(神器開発部)が開発したカムドノツルギ。個人仕様改修が行われたSP機体。
活躍
舞台「アサルトリリィ・イルマ女子美術高校-The Gleam of Dawn-」
日葵に対する言葉がそのまま使われている。そこにプラスして日葵からイルマに残ってと言われた際には「殺し文句ですわね」と語っている。
日葵が去り意気消沈していた鞠萠と續木姫翠に反して「わたくしが日葵の後を継ぎますわ!」 「日葵のやっていたことを無駄にはしたくありませんの」と、最初に立ち上がっている。
ハコルベランドの初陣においては、5トップシフトのためAZに上がった鞠萠に代わって司令塔を務めた。
余談
レジスタ持ちが複数居るレギオンは多いが、レジスタ持ちが複数いる場合、違った考えを持っていると上手く機能しないと言われている。