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「決まっておろう。わらわの頼むものは常にひとつ」「ビーフシチューだ」

CV:伊藤静


概要編集

ランダムポーズ使って好きなキャラ描く443

かつて異形の怪物『万色の混沌』を滅ぼした異世界の神々・六柱のうちの一柱。

真の姿は十万年以上の齢を経た真紅の巨竜で炎の属性を司る。

共に戦った『黒』とは三万年以上前からの友人。


灼熱の火山を縄張りとし、数千年を掛けて築き上げた宝物の山を寝床とする。

執事として炎の悪魔バルログ(CV:加藤将之)を従える。東大陸では「伝説の魔竜」として恐れられ、ドワーフたちからは『火の神』と言われている。一方で南大陸では『赤の神』として崇められており、信者は人間のみならずラミアなども存在する。

信者の中には店の常連客も多く店は聖域扱いされている。


先代の代からの古参客であり、ある日自らの財宝の山に出現した「扉」に入った。彼女が現れた時にヨミもアルトリウスも正体を見抜いて絶句していたが、事情を知らない先代店主は普通に客として扱ったとのこと。元々牛の肉を好んでいたが、牛肉を使った料理であるビーフシチューをはじめて食べてからすっかり虜になった。

以来『ドヨウの日』には仮初めの姿をとって閉店間際に訪れ、単品メニューで一番高い(銀貨1枚=1000円)ビーフシチューを注文し、退店時には寸胴鍋いっぱい(約100皿ぶん)のビーフシチューを持ち帰り、竜の姿に戻って一昼夜かけて味わう事を日課としている。


かつてはビーフシチューの代金として、鍋に満たした黄金を渡そうとしたが『値引きもぼったくりもしない』を信条とする先代店主に固辞された。先代店主からは『金貨1枚(10万円相当)でいい』と言われた所を説き伏せ、金貨2枚を毎回支払っている。それでも赤の女王からしたら、至高の料理であるビーフシチューの代金としては安すぎると未だに不満に思っているとのこと。


アニメ版とヤミザワ・モロザワ版漫画では初登場時は普通に行く前に着替えていたのだが、九月タカアキ版漫画ではマッパの状態で入って店主に息を噴き出させ、アレッタも赤面してしまい、バルログに注意されて扉を閉めずに着替えに戻っている


アニメ版と前者の漫画版だと落ち着いた所があるが、後者の漫画版では唯我独尊な子供じみた感じになっている。


仮初めの姿編集

燃えるような赤く長い髪に、同じく赤い瞳。瞳孔は縦に割れた黄金色。

磨き抜かれた銅褐色の肌と、頭に大きな二本の角を持つ絶世の美女。

ねこやに訪れる時は真っ赤なドレスを纏う。

その美貌の前に余計な飾りは不要、とばかりに化粧もしなければ装飾品も身に着けない。


能力編集

六柱の神々の中では最も勇敢で好戦的。

かつては魔法具で武装した耳長の軍勢を一体で焼き滅ぼした事もある。


その力は強大ではあるが、『黒』とは違い制御は苦手。

他の客を恐れさせてしまうため、閉店間際に訪れる事を約束している。

このため彼女自身が「ビーフシチュー」と呼ばれることはない。


また、ねこやには『財宝を守る呪い(まじない)』を掛けており、店そのものや『財宝の一部』たる店主や店員のアレッタに何かあれば赤の女王に解るようになっており、ちょっとした攻撃(※赤の女王基準)も防げるとのこと。実際にその呪いで店主の危機を何度か救っている。この呪いはアルトリウスたちも知っており、異世界にいる店主はともかくアレッタの身に何かあると大変なことになるため、アルトリウスはアレッタに密かに護衛をつけている。


以前同格の『白』から直接力を与えられた眷属白の子が「ねこや」で出された菓子を気に入り、周囲の制止も聞かずに店主を無理矢理連れて行こうとした時も異変を察知して現れ、白の子を力づくで追い出している。六柱から力を分けられた眷属レベルになると六柱くらいしか太刀打ちできないため、「ねこや」を大切にする赤の女王もクロもこの出来事を深刻に受け止めており、赤の女王がクロを「ねこや」に留まらせた理由となっている。

当の白の子は「扉」から出禁扱いになり、神以外では誰も勝てない筈の自分を追い出した赤の女王の事を恐れ、現在は仕方なく自分に仕える神官にお土産を買わせに行かせている。当の神官たちはお使いを理由に「ねこや」の料理を堪能できるため役得と思われている。



関連タグ編集

異世界食堂 店主(異世界食堂) アレッタ クロ(異世界食堂)


外部リンク編集

異世界食堂 - ビーフシチュー - 小説家になろう

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