「やはりこの白いライスには、テリヤキチキンが一番か!」CV:大塚芳忠
概要
西大陸・山国出身の老侍にして伝説の傭兵。
サムライソードの腕前は東大陸にまで武名が轟くほどであり、老いてなお強大な魔物を一刀の下に切り捨てられる程に鋭い。
刀にはエルフの手によって魔力付与がされており、本来なら聖職者か魔法使いでなければ攻撃が通じない死霊(レイス)や精霊の類も斬る事が可能。
身に纏った戦羽織もエルフの編んだ魔法銀製。
タツゴロウ本人は「吟遊詩人が強さを大袈裟に歌っているだけ」「(霊体を斬るのは)少々鍛錬を積んでコツを掴み、この剣を使えば誰でもできる」と謙遜していたが、まぎれもない実力者の一人である。
ねこやの客としては古参であり、アルトリウスの次に訪れてきた。そのため長年の旅で培った世界各地の扉の場所を相当数把握しており、他の客に料理のアドバイスをすることも。
好物料理の仇名を持つ他の常連客同様「テリヤキ」の名で呼ばれている。
原作ではフライドチキンとジントニックを、注文することもある。
アニメ一期ではほぼモブに徹し、二期ではねこやでよくハンバーガーを注文していたジャック 、ケント、テリー達新米冒険者の少年達と共にてりやきバーガーを食べたエピソードが選ばれている。
一回も結婚しておらず、独身である。
各メディアでの違い
一人称は基本「私」。アニメ二期では「俺」。
小説の本文では「大柄」と称されており、書籍版小説口絵、およびヤングガンガン漫画版(作画:九月タカアキ)ではがっちりした体躯。
ボリュームのある茶色がかった髪は眉毛、もみあげ、顎ひげが繋がって獅子のような様相を呈しており、豪快な印象をいだかせる。
アニメ版ではストレートの長い黒髪を頭頂部で結い上げている。
切れ長の眼に無精ひげ、長身痩躯。
渋い壮年の侍、というビジュアル。
少年エース漫画版(作画:ヤミザワ・モロザワ)では髪型・髪質は黒ストレート、ひげは繋がった形という、ちょうどアニメと原作の折衷のようなスタイルになっている。
ただし、上記のジャックたちとのエピソードで「孫がいればこんな感じか」と思っており、少なくとも相応の年齢の様だ。
関連タグ
アルトリウス(異世界食堂):老賢者。かつての英雄の一人。本編ではしばしば同席する。
ハインリヒ・ゼーレマン:公国の騎士。縁があって彼の剣を届け、ふたたびねこやへと誘う