概要
小町が初登場した『東方花映塚』の他『東方緋想天』等弾幕アクションでもいわゆるテレポートのようなトリッキーな動きとして表現されている。
また一部書籍作品でもこの能力にまつわるものと思われる本人からの言及がある(『東方茨歌仙』)。
詳細は「小野塚小町」記事の「能力」の項目を参照。
稗田阿求曰く
稗田阿求(「幻想郷縁起」、『東方求聞史紀』)によれば、その能力は小町の仕事である三途の川の渡しの際にも発揮される。三途の川は渡る存在(霊)の「渡し賃」によって彼岸までの距離が変わる。渡し賃は生前に親しい人から自分に対して遣ってもらえた金額の総計全額であり、自分の財産の総量ではない。距離は金額が大きいほど短縮される。
渡し賃が「 マイナス 」となることもあるらしく、その場合は航行中に「 舟から投げ出されてしまう 」こととなり、彼岸に至ることができない。
三途の川の「距離」はその道中含め一人一人に合わせて変化するのである。
なお三途の川は始終無風であるため、航行はすべて「船頭」の手漕ぎによる。
その舟も質素なものである。
上記の制度上、霊ごとに異なる距離調整が必要となる外勤のハードな肉体労働であるため死神業界全体では他職種に比べ人気は低い。
しかし一方でマイペースがある程度許容されたり霊たちとの多様な一期一会の出会いがあるなど「船頭」ならではのポイントもあり、肌に合いさえすれば大変好かれる業種でもある。